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トルコの建築事務所であるHayri Atak Architectural Design Firmが、ニューヨークのマンハッタンに建てることを想定した、新しい超高層ビルのコンセプトデザインを発表した。
まるでSF映画から出てきたかのようなこのビルの名称は『Sarcostyle Tower』。とぐろを巻いたヘビのような定まらない形、透明感のあるデザインが印象的だ。
同事務所の設計者はヘビのように曲がりくねっている形について、生体組織や細胞構造から着想を得たと説明。「我々が大ざっぱに調査したところによると、このビルのデザインは見る人に、周辺のビルとはかけ離れてはいないが、同じものではないという印象を与えるようです。高層ビル群の中で、透明な幽霊のように存在することに成功しています」と述べている。
確かにこのデザインは、ニューヨークで見たことのあるどのビルとも違う。しかし、ルーズベルト島の巨大な環境ビルやロングアイランドシティの未来風タワーなどのような、ほかの開発計画と調和が見られないわけではない。
『Sarcostyle Tower』が実際に建設されるかは未定。Hayri Atak Architectural Design Firmではこれまで、ガラスのプールを備えたノルウェーの「崖の端ホテル」など、多くのコンセプトデザインを発表している。
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