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世界的な新型コロナウイルスの大流行の中、現実の世界でのデートがほぼ不可能になっている。つまり、今はシングル(独身者)にとっては、つらい時期なのだ。個人向け金融サイトであるWalletHubは最新のレポートで、アメリカの一部の州では、ほかの州よりも恋愛相手を見つけるのに適していない可能性があると発表した。
同社はアメリカの50州を調査。各州のオンラインデートの機会、映画の費用、一人当たりのレストラン数、新型コロナウイルス関連の制限、オンラインデートの安全性など、27にもおよぶデートのしやすさについての項目を比較して、現時点でシングルにとって良い州と悪い州のランク付けした。
レポートでは「容姿、性格、興味、就職の状況に加え、あなたのいる場所が恋愛相手を見つける確率に影響を与える」と指摘。さらに「恋愛の優先順位は人それぞれですが、場所によってデートのしやすさが変わります。これは特にパンデミックの際は顕著で、新型コロナウイルスの大きな影響を受けている州では、外出するよりも安全な代替手段としてオンラインデートの人気が高まっている」と説明している。
全体的には、フロリダ州が「シングルにとって良い州」のトップに立った。これにはあまり驚きはないだろう。しかし、調査が明らかにした細かい情報を見てみると興味深いものがある。例えば、アメリカでシングルの割合が高いのはルイジアナ州。カリフォルニア州(良い州ランキング7位)は、フィットネスやレクリエーション施設が豊富にあり、メイン州は暴力犯罪率が低かった。またノースダコタ州は、デートが困難な州の一つとみなされてしまったが、独身者の失業率が低い州でもあった。悪いことの反面には、良いこともあるということだろう。
オンラインデートに向いているのはワシントン州。ニューハンプシャー州、コロラド州、ユタ州、カリフォルニア州もオンラインでの展開に好条件がそろっているようだ。逆にオンラインデートの機会が少ない地域は、ミシシッピ州という結果が出た。
アメリカでシングルにとって良い州、悪い州のランキングは以下の通り。
シングルとって良い州(WalletHub)
1. フロリダ州
2. テキサス州
3. ペンシルベニア州
4. ウィスコンシン州
5. ニューヨーク州
6. イリノイ州
7. カリフォルニア州
8. オハイオ州
9. ミシガン州
10. ミズーリ州
シングルとって悪い州(WalletHub)
1. ニューメキシコ州
2. ウェストバージニア州
3. ノースダコタ州
4. ハワイ州
5. アーカンソー州
6. デラウェア州
7. ケンタッキー州
8. ワイオミング州
9. アラスカ州
10. ミシシッピ州
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