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リモートワーカーに朗報だ。古代遺跡やアンデス山脈の大自然、美食で知られるペルーが、デジタルノマドビザを導入することが判明した。
同種のビザを導入する国は増えつつある。南米ではブラジル、アルゼンチン、コロンビア、ウルグアイ、エクアドルに続き、ペルーが6番目となった。
ペルーのデジタルノマドビザは1年間の滞在を許可するもので、期間をさらに延長できる可能性もある。ビザがない場合ペルーに滞在できるのは90日間だが、それを超えて働きながら現地で生活する機会を提供する。観光や経済の活性化にも寄与するリモートワーカーをひきつけることが狙いだ。
ペルーには訪れるべき場所が数多く存在する。世界的に有名な天空都市マチュピチュからアマゾンの熱帯雨林に至るまで、同国をくまなく探索するには少なくとも1年はかかるだろう。
首都のリマにはすでにデジタルノマドが集いつつあるが、それもうなずける。海沿いに位置し、美しい自然に囲まれたこの街には、数々の遺跡が残されているばかりでなく、優れた博物館に、素晴らしい食べ物まで揃っているのだ。
加えて、生活費も非常に安い。オンラインデータベースのNumbeoによると、ペルーの生活費は日本の約68.5%で、イギリス、フランス、ドイツの各国に比べると約半分だという(2023年12月11日時点)。
魅力にあふれ懐にも優しいペルーに、住んでみたくなったのではないだろうか? 今のところ分かっているビザ取得の条件は、ペルー国外の企業に雇用されていることのみだ。おそらく来年には、デジタルノマドに最適な国トップ10に名を連ねていることだろう。
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『This beautiful South American country is launching a new digital nomad visa(原文)』
『必要最低収入のハードルが低さ魅力、コロンビアのデジタルノマドビザ』
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