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観光予約プラットフォームのクルック(Klook)が、今年の夏に訪日観光客が注目する体験を調査した「2023年夏、訪日外国人観光客が『日本でやりたいこと』
トップ5は、1位「富士山ツアー」、次いで「着物・浴衣体験」「京都寺院巡り」「白川郷ツアー」「ゴーカート」という結果になった。年間を通じて、不動の人気を誇るアクティビティがラインアップした。
6〜10位は「北海道ラベンダー/美瑛ツアー」「富士五湖エリア~川越周遊ツアー」「花火」「高千穂峡ツアー」「ダイビング・シュノーケリング」と、夏らしさを感じられるアクティビティが並んだ。また、北海道や河口湖のラベンダーツアーや、新型コロナウイルス感染症の影響で中止していた花火大会など、夏らしさに加えて日本でしかできない「日本らしさ」が感じられる行事が求められていることが分かる。
そのほか、人気の都道府県ランキングにも注目したい。6月の人気ランキングは、年間を通じて人気の東京や京都に加え、富士山のある山梨県も上位にランクイン。一方で5月からの上昇率トップ5では、ラベンダーや箱根、白川郷の人気を背景に、北海道や神奈川、岐阜の人気が上昇している。
2019年に実施した日本政府観光局(JNTO)発表による「都道府県別訪問率ランキング」では、上位から東京、大阪、千葉、京都、奈良であったのに対し、今年はより日本の美しい自然の体験に注目が集まっていると考えられるだろう。
日本入国の水際対策緩和後、初の夏が到来する。各国も夏休みも控え、日本への旅行を計画している人も多いだろう。たくさんの訪日観光客に日本の夏を堪能してほしい。
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