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日本では飛行機や新幹線などの交通網が発達しているため、全国各地まで簡単に移動することができる。シーズンによっては高額になる場合があるが、リーズナブルに旅をするなら高速バスの利用がおすすめだ。ここ最近では、安いが、快適さを犠牲にすることなく乗車ができる高速バスが登場している。
東京を拠点とするウィラー・エクスプレス(Willer Express)は、シェル型のリクライニング席を備えた快適な夜行バスを運行するバス会社。プライベートシートは、同社が運行するリボーンに設置されているもの。全18席と広々とした独自の座席は足も伸ばせ、最大約155度までのフルリクライニングできる。さらにフットレストなどの機能により眠りやすさを徹底追求。各座席には折りたたみ式のテーブルや靴収納スペース、ドリンクホルダー、充電用コンセントなども搭載する。
やばい。WILLERのいつもよりちょっと高い夜行バス、ファーストクラス並みに快適で超熟睡できた。ベッドより気持ちよかった。うちに座席ひとつ欲しい。最高。 pic.twitter.com/0ajG3C81NA
— なつめ (@sauntm) August 6, 2021
高速バスを利用することで、移動費用を大幅に抑えられるのも魅力の一つ。東京から京都までの新幹線は自由席で片道1万3,320円だが、リボーンバスを使った場合は最安6,900円からだ。現在は、東京から名古屋、新潟、滋賀、和歌山への路線が運行中している。
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バスを利用した東京から京都までの所要時間は約7〜9時間と長いが、ホテル1泊分の節約と考えれば悪くはない。例えば、深夜に利用すれば移動中に睡眠をとり、目的地に到着する早朝にはすっきりと目覚めることができるはずだ。
思うように旅行の計画を立てられないが日々が続いている。しかし今後は、こういった進化型バスが日本各地を巡るための最高の選択肢となることは間違いないだろう。
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