[title]
2021年にほかの都市へ旅行をする場合、どこを目的地にすれば、最も財布に優しのか。荷物保管会社であるBounce社は『City Break Cost Index 2021』という調査を実施し、世界で最も手頃な(そして割高な)観光都市を発表した。
同社は、観光地として人気のある世界75都市におけるホテルの部屋、街のレストランでの食事、公共交通機関の運賃、ワイン1本、冷たいビール1杯という、5つの一般的な消費カテゴリーの平均コストを分析。
その結果、安く観光を楽しめる都市のランキング1位になったのはアルゼンチンの首都、ブエノスアイレスだ。ストリートフードやダンスカルチャーで有名な同地は、ワイン1本が3.10ドル(約346円)で、公共交通機関の片道運賃は0.27ドル(約30円)。この2つのカテゴリーのコストがほかのどの都市よりも安く、順位を押し上げた。
2位はイスタンブール。公共交通機関の片道運賃0.40ドル(約45円)で、タクシーが1キロ当たり0.41ドル(約46円)と、同地でも全体的に安く観光が楽しめる。続いて3位に入ったリオデジャネイロは、生ビールが最も安い都市という名誉ある称号を獲得。1杯1.34ドル(約150円)で乾杯できてしまうのは魅力的だ。
最も安く観光を楽しめる都市のランキングは以下の通り。
City Break Cost Index 2021:最も手頃な観光都市(Bounce)
1. ブエノスアイレス(アルゼンチン)
2. イスタンブール(トルコ)
3. リオデジャネイロ(ブラジル)
4. サンクトペテルブルク(ロシア)
5. クラクフ(ポーランド)
6. モスクワ(ロシア)
7. ポルト(ポルトガル)
8. ブダペスト(ハンガリー)
9. クアラルンプール(マレーシア)
10. サンティアゴ(チリ)
ちなみに、出費が多い観光都市のランキングは以下の通りだ。
City Break Cost Index 2021:最も割高な観光都市(Bounce)
1. チューリッヒ(スイス)
2. レイキャビク(アイスランド)
3. ジュネーブ(スイス)
4. ニューヨーク(アメリカ)
5. ロンドン(イギリス)
6. コペンハーゲン(デンマーク)
7. サンフランシスコ(アメリカ)
8. ボストン(アメリカ)
9. ラスベガス(アメリカ)
10 .アムステルダム(オランダ)
2位のレイキャビクではホテルが1泊200ドル(約2万2,300円)弱で、生ビールは10ドル(約1,115円)。3位のジュネーブはレストランでの食事代が最も高く、1人当たり30.56ドル(約3,400円)だった。
関連記事