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テアトルシネマグループは、「映画好きの大人が、映画館でより映画を楽しめるように」と、2022年7月16日、テアトルシネマグループ限定のオリジナルクラフトビール「銀幕麦酒」の販売を開始した。劇場でビールを片手に映画を楽しむという、ビールラバーの映画ファンにはうれしいサービスだ。
今回限定販売しているのは、クラフトビールの中でも人気の高いIPAとホワイトビールの2種類で、販売価格はどちらも1本900円(税込み)。東京では「ヒューマントラストシネマ有楽町」「ヒューマントラストシネマ渋谷」「テアトル新宿」「シネリーブル池袋」「キネカ大森」の5館のみだ。このほか、埼玉や関西の一部劇場でも同じく2種類のビールを提供している。
青いラベルが目印の「銀幕麦酒IPA」は、3種類のモルトと4種類のホップが複雑に絡み合い、苦味が響きつつも透明感のあるうま味が楽しめる。柔らかいホップの香りが苦味をうまくまとめ、クリアな後味がクセになる。IPA好きにはたまらないこの味を、ぜひ映画館で試してほしい。
一方、白いラベルの「銀幕麦酒ホワイトビール(WHITE BEER)」は、大麦麦芽だけでなく小麦麦芽も原料に含むホワイトビール。オレンジピールやコリアンダーの風味も加わり、爽やかな酸味と甘味が、独特で深い味と香りを作り上げている。IPAの苦味が苦手という人は、すっきり透き通るような味わいのホワイトビールを試してみては。
なんと、限定販売する全ての銀幕麦酒は、販売前に座席で映画を観賞させたもの。「クラシック音楽を聴かせたワイン」ならぬ「映画を観賞したビール」として発売している。各劇場のおすすめ作品を観賞したビールの味わいをぜひ確かめてみてほしい。
いずれにせよ、外の暑さを忘れ、劇場でビールを片手に銀幕の世界に酔いしれるだけで特別な気分が味わえること間違いなしだ。この夏、限定の味を劇場で楽しんでみては。
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