ニュース

イギリスとニュージーランド間でワーキングホリデー制度を拡大

2024年から36歳まで対象、最長3年まで滞在が可能

Ed Cunningham
テキスト:
Ed Cunningham
翻訳::
Time Out Tokyo Editors
Boats floating in blue water in front of the Auckland skyline on a sunny day, with the Sky Tower on the left
Photograph: Shutterstock
広告

イギリスとニュージーランドの両政府は、両国の相互就労ビザ制度(いわゆるワーキングホリデー制度)を拡大することを発表した。イギリス人にとっては今いる「島」を飛び出して、もっともっと美しく、政治的に正常な場所へ行けるチャンスが到来したといえるだろう。

2024年からは、36歳までのイギリス人が最長3年間この制度を活用してニュージランドに住み、働けるようになる。個人にスキルレベルは問われない。反対に、同制度ではニュージーランド人がイギリスで生活し、働く機会も提供される。

イギリスとニュージーランド間には現在も似たような制度はあるが、利用は30歳までに限られていて、有効期限は23カ月のみ。現在のビザの年間割り当て数は、イギリス人がニュージーランドへ行く場合は1万5000人、ニュージーランド人がイギリスへ行く場合は1万3000人となっている。

新しい制度の枠がどうなるかは今のところ不明だが、詳細は2023年に発表される予定。世界で最も自然が美しい国の一つであるニュージーランドに、手間をかけずに住むことができるイギリス人の数が、まもなく大幅に増えるということは間違いなさそうだ。

このビザ制度に関するイギリス政府の声明は、ウェブページから見ることができる。

関連記事

Millions of Brits will soon get the right to live and work in New Zealand(原文)

徳島県の奇跡の町「神山」に2週間滞在すべき5つの理由

世界でワークライフバランスが最も優れている都市は?

イギリス人はどこに旅行してリモートワークしている?

Airbnbが「世界で最も風変わりな」宿泊施設のアイデアを募集

2021年、世界で最もクールな49の街

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら  

最新ニュース

    広告