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Z世代は今、世界を見るために外に出ている。彼らは大人の中で最も若く、頻繁に旅行をする世代であり、レジャー旅行の回数は1年で平均3回。常に、観光や新しい文化の体験を求めているといえるだろう。
この夏、アメリカを探検したいと考えているそんなZ世代に向けて、荷物預かり会社であるBounceの旅行専門家たちは、Z世代が行きたい場所リストに加えるべきアメリカのおすすめ都市を調査し、ランキングにまとめた。ランク付けのために調査されたのは、各都市の観光スポット、ツアー、レストランの数のほか、食事、飲み物、ホテル滞在の平均価格などだ。
その結果、上位をテキサス州の都市が独占した。まず、Z世代の旅行者が最も注目するべき都市に選ばれたのは、サンアントニオ。植民地時代の豊かな遺産と1200以上の観光スポット、113のツアーがあり、まさに訪れた人を飽きさせない街といえるだろう。
サンアントニオはソーシャルメディアでも人気。Instagramでは約110万件、TikTokでは9万9000件の投稿がある。レストランやバーは手頃で、食事は平均18ドル(約2,822円、以下は全て平均)、国産ビールは5ドル(約784円)。1泊201ドル(約3万1,523円)でホテルに宿泊できるという。
第2位は、音楽ライブシーンで知られるテキサス州の首都オースティン。同地は約3200の観光スポットと220のツアーオプションを誇り、食事は20ドル(約3,136円)、国産ビールは6ドル(約940円)で楽しめる。ホテルは割高で、1泊302ドル(約4万7,363円)だった。オースティンはまた、Instagramで450万件以上、TikTokで18万8700件以上のTikTok投稿があり、オンライン上で大きな存在感を示している。
3位はダラス。1100の観光スポットと150のツアーがあり、食事は20ドル(約3,135円)、国産ビールは5ドル(約783円)、1泊のホテル料金は172ドル(約2万6,971円)だった。
ランキングのトップ10は以下の通り。Bounceの公式ウェブサイトでは、Z世代へおすすめする都市の詳細やそのほかの洞察について詳しく読むことができる。
Z世代の旅行におすすめのアメリカの都市 トップ10(Bounce社)
1. サンアントニオ(テキサス州)
2. オースティン(テキサス州)
3. ダラス(テキサス州)
4. デンバー(コロラド州)
5. ヒューストン(テキサス州)
6. ボイシ(アイダホ州)
7. ジャクソンビル(フロリダ州)
8. サバンナ(ジョージア州)
9. シンシナティ(オハイオ州)
10. タンパ(フロリダ州)
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