[title]
2021年7月30日、政府は新たに4府県に緊急事態宣言を発令することを決定した。対象は現在、宣言に準じた「まん延防止等重点措置」が適用されている大阪府、神奈川県、埼玉県、千葉県で、期間は8月2日(月)〜31日(火)。すでに発令中で8月22日(日)に期限を迎える東京都と沖縄県についても、31日まで延長する。
同宣言は当初、東京五輪開催に際して感染拡大抑制を見込んで東京都と沖縄県に発令されたものの、7月30日の東京都の新規感染者数は3300人、29日も3865人を記録した。3日連続で3000人を超え、開催後も感染拡大が止まらないため、今回の延長に追い込まれた形だ。
時事通信の報道によると、内閣総理大臣の菅義偉は、7月29日の記者会見で「東京の感染者数は過去最高で、ほかの地域も増えつつある。強い危機感を持って対応している」と強調したという。
なお今回の宣言拡大と延長に伴い、北海道、石川県、京都府、兵庫県、福岡県にも「まん延防止等重点措置」が適用される。期間は宣言に合わせて8月2日〜31日まで。
関連記事
『ワクチン接種会場を検索、「新型コロナワクチンマップ」機能が提供開始』
『コロナ禍で閉鎖していた富士山吉田ルートが7月1日から開放中』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら