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2024年5月30日、東銀座に「ザ ロイヤルパークホテル 銀座6丁目」がグランドオープンした。ここ数年で次々とホテルが開業し、今や1万4600室、「ホテルの銀座」とも呼ばれるこの激戦区で差別化すべく、掲げたコンセプトは「GINZA POP」だ。
歴史や文化がPOP(誕生する)し、明るくPOPなデザインの2つの意味をかけた。はじけるような感覚を、世界各国のホテルや施設の空間デザインを手がけるHBA(Hirsch Bedner Associates)がカラフルに表現した。
銀座をイメージする柳、銀杏の葉などからインスピレーションを受けた配色、大正から昭和初期に流行した丸みのあるデザインやパターンを各所に取り入れている。
273室の客室は歌舞伎座の定式幕の柿色や萌黄色をイメージしたピンクもしくはグリーンを基調にしたデザイン。地下の大浴場は銀杏の黄色や柳の緑のタイルや小紋のようなパターンを生かした、レトロモダンな空間だ。2階のフロントもPOPで明るく開放的。昭和通りの銀杏並木の緑に囲まれ、秋は黄金色に染まる。
アイランド型のカウンターやカラフルなチェアなど親しみやすく、気軽に交流できる場をイメージした。ロビーにはボードゲームで遊べるテーブルもあり、ラウンジとして楽しく過ごせる。「さぁ、銀座に繰り出すぞ」という気分になれる。
クールで近寄りがたいホテルも多い中、同ホテルがたくらむのは、各国からのビジターと銀座に勤務するローカルとの交流。1階は洋食屋、2階にはスナックという日本の食文化を体感できる店舗を展開する。
昭和通りに面した「洋食屋 銀座ランプ亭」ではオムライスやナポリタンなどの洋食メニューを提供。なかでも松坂牛を使ったハンバーグは絶品だ。ランチは1,000円~1,500円程度と手頃な価格設定もうれしい。
ディナーは、洋食をつまみとして飲める居酒屋感覚で立ち寄れる。飲み放題付メニュー(4,000円から)など、近隣のビジネスパーソンが普段使いできる価格設定となっている。
「木挽町クラブ」はママや仲間と語りながら、カラオケも楽しめるスナックだ。馬蹄型のカウンターでは隣り合わせた、向かい合ったゲストとのケミカルな出会いもあるだろう。ジャパニーズウィスキーも各種揃え、ボトルキープすることでなじみの店として通うことができる。日本ならではの酒場文化を「スナック初心者」にも発信している。
10月31日(木)まではスタンダードツイン1室2万8,900円~の「開業記念特別プラン」も利用できる。いち早く心躍る「GINZA POP」を体験してみよう。
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