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選手村の段ボールベッド、大阪の新型コロナ医療施設で再利用

オリンピック期間中に話題になったあのベッド

Youka Nagase
テキスト:
Youka Nagase
Former editorial assistant at Time Out Tokyo
Olympic Village bed
Photo: ©Tokyo 2020The cardboard beds at the Tokyo 2020 Olympic Village
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『東京オリンピック・パラリンピック』で話題になった、選手村の悪名高い段ボールベッドを知っているだろうか。このベッドは、持続可能性を考慮して段ボールで作られたが、セックスを阻止するために簡素に作られているといううわさが広まり、有名になった。選手たちはこのベッドを試し、ジャンプやダンス、ヨガなどにも耐えられることをSNS上で発信していた

Olympic village cardboard bed
Photo: ©Tokyo 2020

大会が終了した今、マットレスや枕を含むベッド800台は大阪に送られ、新型コロナウイルスの患者用として再利用されている。

ベッドを制作したメーカーのエアウィーヴ社は、インテックス大阪のコンベンションセンター内に2021年9月末オープン予定の仮設医療施設にベッドを寄贈することを提案。読売新聞によると、800台のベッドは症状の軽いコロナウイルス患者に使用され、施設内には症状の重い患者のための医療機能を備えたベッドがさらに200台設置される。

このベッドが丈夫で、真に持続可能なものであることは疑いの余地がない。 

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