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スペインのバルセロナにできる新しいタイムアウトマーケットのオープン日時が、2024年7月5日(金)12時に正式決定した。
「タイムアウトマーケットバルセロナ」は、ショッピングのモール「Maremagnum」の上層階の5250平方メートルを占める。
年間364日、10時から深夜まで営業する壮大なフードマーケットでは14のキッチン、フルサービスのレストラン、4つのバー(屋内と屋外で2軒ずつ)が一堂に会し、海と街の素晴らしい景色も楽しめる。
オープン日と同時に、マーケットに新たに加わるメンバーの第3弾も発表された。ミシュラン二つ星を獲得したカタルーニャ料理レストラン、世界有数のバー、自然派でかつ職人技が光るおいしいコーヒーの販売店などだ。
ミシュランの二つ星シェフ
シェフのジョルディ・アルタルは、バルセロナのレストラン「Cinc Sentits」で、カタルーニャ料理に対する好奇心と創造力を発揮し、ミシュランの二つ星を獲得した。
アルタルは沿岸と山あいの両地域の伝統と風味からインスピレーションを得て、地元の旬の食材に重きを置いた料理を提供することで知られている。彼はかつてシリコンバレーの高級料理会社の取締役を務めた後、独学でシェフと起業家になり、2004年に母のロゼルと妹のアメリアとともにバルセロナに最初のレストランをオープンした。
開店からわずか4年後にミシュランの一つ星を、2020年にはニつ星を獲得。そして今回アルタルは、タイムアウトマーケットバルセロナに自身の名を冠したレストランを設立した。Cinc Sentitsの経営を続けながら、彼のユニークな食のビジョンを全ての人に提供する。
世界有数のカクテルバー
同マーケットには、常に世界一の栄冠に輝いているカクテルバーも出店する。2015年のオープン以来、世界のカクテルシーンでベンチマークとなっているバーテンダーであるジャコモ・ジャンノッティによるスピークイースタイルの店「Paradiso」のことだ。
この店は10年の歴史の中で、連日の行列だけでなく、権威ある「世界のベスト・バー」リストに何度も登場するなど、複数の賞も獲得。比類のないカクテルに加え、廃棄物ゼロ、プラスチックフリーのカクテルモデルを推進し、ちょっとしたグリーン革命をリードしていることでも有名だ。ジャンノッティと彼のチームは、マーケット内のバーの一つ(25時まで営業)を運営する。
職人技が光る自然派コーヒー
カクテルが好みでなくても心配なく。マーケットには「Café de Indias」による市内最高の自然派コーヒーも登場する。この店は、旧市街で1850年に「Cafés Garriga」という名の小さな店として創業。ジャマイカ産とコロンビア産のコーヒーを自家焙煎(ばいせん)し、その風味、コク、香りを組み合わせたさまざまなメニューを提供している。
カルチャープログラムも用意
マーケットの中心は食であることは確かだが、楽しみはそれだけにとどまらない。ドラァグクイーンのサラ・ブラウンやDJホールのような地元アーティストによるパフォーマンスが、木曜日と土曜日の夜にそれぞれ開催される。土・日曜日の午前中には、家族向けのアクティビティも用意されている。
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