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瀬戸内海に浮かぶアートの島「直島」には、著名な現代アーティストによるユニークなインスタレーションが数多く存在する。その中でも、草間彌生の鮮やかな黄色のカボチャは島のトレードマークとなっている。
同作品は島を訪れる人々を魅了し、高さ2メートルの彫刻の写真を撮るために遠くから訪れる目的となっていた。ところが2021年8月に台風で海に流され、回収するまでに側面にいくつもの亀裂が入ってしまったのだ。
作品の修復のため撤去されて以来、進展について情報はほとんどなかったが、2022年10月4日の朝に復元された作品が公開された。形や外観は以前のものと同じだが、異常気象から作品を守るために、より頑丈な構造へと進化した。
日本で最も有名なカボチャが本来の場所に戻ってきたことで、美術愛好家は安堵(あんど)のため息をつくことができただろう。「瀬戸内国際芸術祭」が終了するまであと1カ月となった今、この帰還は最高のタイミングである。
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