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ロンドンに「型破り」なフレーバーのアイスクリープショップが出現

調味料やスナック菓子をフィチャー、手がけたのはアニヤ・ハインドマーチ

Leonie Cooper
テキスト:
Leonie Cooper
翻訳::
Time Out Tokyo Editors
Anya Hindmarch
Anya Hindmarch
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最近、アイスクリームショップでバニラ味をオーダーした人はいるだろうか?

今は「ストラッチャテッラ」「抹茶」「リコッタ」の時代で、ベーシックなフレーバーはもう通用しない。そして、「アニヤ・ハインドマーチ」がそのさらに先に行こうとしている。

彼らが、ロンドンのチェルシーでブランドカフェなどを展開する「The Village」で、2023年6月29日からポップアップイベント「the Ice Cream Projectを開催。イギリスでよく知られている食品ブランドなどをモチーフにした「Anya Brands」ラインのキッチュな世界観とマッチしたフレーバーのアイスを提供するという。

フィーチャーされるフレーバーは「ハインツトマトケチャップ」「ブランストンピクルス」「ケロッグココップス」「リベナ」「キッコーマンしょうゆ」など。この展開はもはや「ラムレーズン」なんかを期待してはダメな領域にあるようだ。

これらのアイスクリームは、イギリス南西部のデヴォンで手作りされ、1スクープずつ、または500ミリリットルの持ち帰り容器で販売される。

このプロジェクトはもともと2022年の夏、The Villageでありきたりではないフレーバーのアイスを提供したことからスタート。2023年に再び登場するということは、よっぽど多くの人々がこのアイスクリームに夢中になったということだろう。

「型破りなフレーバーはちょっと……」などと心配するかもしれないが、例えば「マルドンソルト」は「リッチなダークチョコレートにマルドンのシーソルトフレークとダークチョコレートシェービングを加えたもの」で、「ブルードラゴンスイートチリソース」は「リッチでクリーミーなバニラに、チリのねっとりとした甘みとほのかな辛味が加わっている」とアニヤ・ハインドマーチの関係者は説明している。

気温が急上昇しているこの時期、きっとどんなアイスクリームでもおいしく感じるはずだ。

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