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正直なところ、我々はNFTが何なのか、完璧に理解しているわけでわない。そんな中でも、NFT関連の話題は次々と入ってくる。今度はニューヨークのフィナンシャル・ディストリクトに、クレジットカードでNFTを購入できる自動販売機が設置されたという。
設置場所は、ジョン・ストリート29番地。プレスリリースでは「世界初のNFT自動販売機」と説明されているが、Googleで検索してみるとそうではないことが分かる。とはいえ、NFTはまだ新しい現象なので、わが街に24時間いつでもNFTが買えるスポットができたのは、とてもクールなことといえるだろう。
この販売機を運営しているのは、NFTとデジタルコレクションプラットフォームであるNeon。クレジットカードまたはデビットカードで、好きなNFTを選んで購入すると販売機から出てくるのは「箱」で、その中に入っている「QRコード」をNeon上でスキャンすると、NFTが入手できる。
Neonの最高マーケティング責任者で共同創業者のジョーダン・バーンホルツは、プレスリリースで次のように述べている。
「私たちの目標は、アーティストやクリエーターがデジタルアートを誰にでも販売できるようにし、コレクターになりたい人を支援すること。自動販売機とシンプルなオンラインプラットフォームを使い、暗号通貨のやり取りとNFTの入手を切り離すことで、可能な限り幅広い層の人々を取り込むことができます。NFTの売買が『謎』である必要はないのです」
残念ながら、我々にとってNFTは「謎」であることには変わりない。新しいアート? 通貨? それとも物々交換なのか、その謎は深まるばかりだが、今後も新しい動きがあれば伝えていきたい。
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