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2023年1月下旬、ロンドン中心部のジャーミン・ストリートに、3階建ての新しい写真ギャラリー「Centre for British Photography」がオープンする。
同ギャラリーは、有名なアートディーラーであるジェームス・ハイマンが設立。1900年から現在までの、イギリス在住もしくは同国で活動した経験を持つアーティストの作品にファーカスを当て、展覧会を通して紹介する。さらに外部キュレーターや地域の美術館とのコラボレーション、地域イベントなど、「写真」を軸にした企画も展開していくという。
オープニング展覧会は、2つ。一つは女性やノンバイナリーの人々が撮った写真を広める活動をしている組織「Fast Forward」とのコラボレーションとなる「Headstrong: Women and Empowerment」。もう一つは「The English at Home」というハイマン・コレクションで構成される展覧会で、家というプライベートな空間でのイギリス人の姿を探るものになるという。加えて、小規模だがヘザー・アジポンや才能あふれるジョー・スペンスなどの写真家やアーティストの作品も展示される。
展示替えは年に数回実施。トークショーやイベントなど、展示以外のプログラムも今後アナウンスされる予定だ。
「The Photographers' Gallery」や「V&A Photography Centre」、そして膨大な数の写真専門ギャラリーがあるロンドンは、「The Centre for British Photography」のオープンにより、ますます写真作品好きのパラダイスになるといえるだろう。
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