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ニューヨーク市がブルックリン橋に自転車専用レーンを整備

自転車需要アップ受けてクイーンズボロ橋にも

テキスト:
Time Out editors
Bike on Brooklyn Bridge
Photograph: Shutterstock
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ニューヨーク市長であるビル・デブラシオは、2021年初頭、ブルックリン橋とクイーンズボロ橋に自転車専用レーンを整備するアイデアを示していたが、その計画に具体的な進展があった。

 「Bridges for the People」と呼ばれているこの計画について、市長室は4月8日、橋の改修点と完成イメージを発表。「ブルックリン橋では、マンハッタン方面の内側の車線を対面式の自転車専用に、既存の遊歩道は歩行者専用へ変更。クイーンズボロ橋では、今年中に工事を開始して、北側の外側車線を対面式の自転車専用に、南側の外側車線を対面式の歩行者専用に作り替えます」と説明した。

ブルックリン橋の工事は2021年中に完了する予定だが、クイーンズボロ橋については、もう少し待たなければならない。

この計画が検討され始めたのは、パンデミックの影響でサイクリストが急増し、市内を自転車で走る際の危険性が考慮された安全対策を検討するよう、市民が市長にプレッシャーをかけたため。

非営利団体であるTransportation Alternativesのエグゼクティブ・ディレクター、ダニー・ハリスは、公式声明の中で次のように述べている。「ニューヨークで最も重要な2つの橋で自動車の車線を自転車専用へ変更することは、市民にとって大きな飛躍です。私たちは、デブラシオ政権と協力し、今回の新しく、かつ重要なプロジェクトのほか、5つの行政区で自転車や歩行者のためのインフラ改善に取り組んでいくことを楽しみにしています」

このようにサイクリストたちは、このニュースに喜んでいる。しかし、ソーシャルメディア上では、本来マンハッタンとブルックリンの間の車移動に役立っていた車線を転用することで、より多くの自動車渋滞を生み出す可能性があるのではないかと、懸念を示しているニューヨーカーも多いようだ。

原文はこちら

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