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ドガ、ターナー、レンブラント、ムンク、ガウディ……。ヨーロッパには長い間、美術史に名を残す巨匠たちが暮らしてきた。
しかし、ヨーロッパのどの都市が最も偉大な芸術の中心地なのだろうか? 写真のプリントサービスを提供しているposterXXL社はそれを知るために、アートギャラリー、アートフェスティバル、アートスクールの数、出身の有名アーティストの数、有名建築家が設計した建物の数という5つのカテゴリーを評価する包括的な調査を実施。各要素を組み合わせて150点満点で採点し、ランキングを作成した。
トップは146.8点を獲得したロンドン。同地のアートコレクションは「テート モダン」や「ナショナル ポートレート ギャラリー」をはじめ、なんと261ものアートギャラリーがある。これは文字通り、ヨーロッパをリードしている数字だ。また、ロンドンを本拠地とするアーティストの数も1100人を超え、僅差で1088人のパリを抜いた。
2位のアムステルダムには、ヨーロッパのどの都市よりも多い5つのアートスクールとアートフェスティバルがある。例えば「ノー・アート・フェスティバル」では型破りなパフォーマンスが繰り広げられ、「ディス・アート・フェア」は100人以上のアーティストの作品が展示されることで知られている。ただ、アートフェスティバルシーンを独占しているのはブレーメン、ハノーファー、ライプツィヒといったドイツ語圏の都市だという。
3位はローマで、300人以上のアーティストの出身地であるローマ・アカデミア・デッレ・アルティやローマ美術大学など6つのアートスクールがある。同カテゴリーではオスロも強く、オスロ国立芸術アカデミーやオスロ建築デザイン学校など注目すべき学校を有する。
アート好きにとって最高のヨーロッパの都市トップ10(posterXXL)
※満点は150点
1. ロンドン(146.8)
2. アムステルダム (146.00)
3. ローマ(143.4)
4. エディンバラ(142.4)
5. オスロ(141.6)
6. ベルリン(141)
7. ミラノ(138.1)
8. ヘルシンキ(136.2)
9. リヨン(135.4)
10. パリ(135.2)
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『Revealed: the best European cities for art lovers(原文)』
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