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帝国ホテル東京が建て替えへ、2030年以降に完成予定

施設老朽化と周辺の再開発「TOKYO CROSS PARK構想」によって一新

Mari Hiratsuka
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Mari Hiratsuka
帝国ホテル
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日比谷公園を臨む一等地にある日本を代表する帝国ホテルが、2024年から2036年にかけて建て替えを予定している。老朽化する施設を一新し、ブランド力を高めることと周辺の再開発に合わせての建て替えとなる。

2022年3月25日に発表された情報では、現在の本館と隣接するタワー館を建て替えに加え、都心最大の都市開発「TOKYO CROSS PARK構想」のパートナーシップによって街区中地区に営業エリアを拡張。このエリアには、セントラルタワーが2029年に完成、大型宴会場を設置するほか、新ブランドとなるスモールラグジュアリータイプの宿泊特化型ホテルを開業する。

現在の営業エリアに2030年完成予定の新タワー館では、賃貸オフィス、サービスアパートメントのほか、新たに賃貸住宅事業を展開。2036年完成予定の新本館では、客室、宴会場、レストランに関連するサービスを提供する。

2020年に130周年を迎えた帝国ホテルは、渋沢栄一が設立に携わり、初代本館は日本の迎賓館として1890年に開業した。本館の建て替えはこれまでに2度行われており、現在の本館は1970年に改築されたもの。 東京の新たな街づくりの行方に期待したい。

※本記事は2021年3月17日に公開、2022年3月29日更新

帝国ホテルの建て替えについての詳細はこちら

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