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お台場にあるチームラボボーダレスが、2022年8月31日(水)で閉館してしまう。しかし今後数カ月の間に、チームラボが運営するアートイベントがいくつか用意されているので、落胆するのはまだ早い。
7月29日(金)に大阪市の長居植物園にオープンするのが、夜の常設展『チームラボ ボタニカルガーデン 大阪』だ。
同展は、改修工事を終えたばかりの植物園のリニューアルに合わせて開催。植物園の広さは約24万平方メートルで、園内には約1200種類の植物が生い茂る。リニューアル後はスケートパークの併設や飲食店、地域住民が参加できる大規模なイベントやワークショップに力を入れていくという。
チームラボはデジタルテクノロジーによって「自然そのものが自然のままアートになる」というプロジェクト「Digitized Nature」を進めている。会期中は緑にあふれた空間が、インタラクティブなアート空間に変身。佐賀県で開催中の御船山楽園を舞台にした『チームラボ かみさまがすまう森』のような、植物にスポットを当てたインスタレーションを展開し、植物園が誇る自然美を新たな角度から照らし出す。
一般入場料は1,600円(小・中学生は500円)で、開催時間は19時30分から22時(最終入場21時)を予定している。ただし、毎月第2、第4月曜日は休館となるので注意してほしい。チケットは公式ウェブサイトで7月5日(火)から販売開始する。夜の植物園という非現実的な空間で、自然とアートの融合に触れてみては。
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