ニュース

虹色の海でデジタル漁体験、「ギャラクシー原宿」のチームラボ空間がリニューアル

スマートフォンで海の生き物を捕まえる体験型アートプロジェクト

テキスト:
Genya Aoki
Galaxy & チームラボ:捕まえて集める恵みの海
画像提供:チームラボ《捕まえて集める恵みの海》© チームラボ
広告

モバイル製品ブランド「ギャラクシー(Galaxy)」の世界最大級のショーケースである「ギャラクシー原宿(Galaxy Harajuku)」にある、チームラボとの共同アート空間「Galaxy & チームラボ:捕まえて集める恵みの海」が、2022年9月29日(木)から作品を変更してリニューアルオープンする。

Galaxy & チームラボ:捕まえて集める恵みの海
画像提供:チームラボ《捕まえて集める恵みの海》© チームラボ

同展は、「捕まえ、観察し、解き放つ」をコンセプトに、観客自身がギャラクシーの最新スマートフォン「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy S22」を使って、さまざまな種類の生き物を捕まえ、観察し、自分のコレクション図鑑を作っていくという学びのプロジェクトだ。

専用のアプリを起動し、そのカメラで空間を泳ぐ魚を捉え「観察の矢」を放つと、現実のアート空間に「観察の矢」が飛んでいく。「観察の矢」が当たれば空間からその魚は消え、スマートフォンに入り込むという仕組みだ。観察した魚の情報はアプリの図鑑にコレクションされ、いつでも見ることができる。コレクション図鑑は、同じ生き物でも捕まえれば捕まえるほど、より詳しい情報が書き込まれていくのも楽しい。

Galaxy & チームラボ:捕まえて集める恵みの海
画像提供:チームラボ《捕まえて集める恵みの海》© チームラボ

捕まえた魚は、アプリのカメラで見えている場所にスワイプすればリリースも可能だ。矢だけではなく追い込み漁やすくい網のような「観察の網」といった仕かけも用意。周りの人々と協力しながら、海底の生き物を捕まえてみよう。

また「恵みの海」には、普段食べている馴染み深い魚だけでなく、絶滅の危機にある生き物と、すでに絶滅してしまった生き物が生息している。楽しい漁体験を通じて、今海で起きている生態系の変化についても学ぶことができるのだ。

営業時間は11〜19時(最終入場は18時30分)で、入場は無料。肉体のある世界とスマートフォンの中の世界を結ぶ体験型アートを自分の体で感じてみては。

関連記事

ギャラクシー原宿

2023年、進化したチームラボボーダレスが「虎ノ門・麻布台プロジェクト」に誕生

9月に行くべき、東京で開催される3つの芸術祭

神楽坂の変化するレトロアパートが舞台、改修前後を活用した現代アート展開催

東京、9月から10月に行くべきアート展

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら 

最新ニュース

    広告