[title]
「日常茶飯事」という言葉があるように、日本人にとって欠かせないのが日本茶だ。「お~いお茶」販売から35周年を迎え、そんな日本の茶文化を常にけん引してきた伊藤園が、2024年5月1日(水)、新橋停車場跡に「お茶の文化創造博物館」と「お~いお茶ミュージアム」から成る複合型博物館をオープンする。

お茶の文化創造博物館は、喫茶習慣の変遷をテーマに、茶の未来を共創する拠点だ。パネルやジオラマ、シアター、江戸時代から近代までのさまざまな茶道具などの展示を通じて、人々の生活の中に広がっていった茶の歴史や、飲まれ方・淹れ方の変遷が学べる。また、浮世絵から再現した茶屋で一息つくこともできる。


「お~いお茶ミュージアム」では、公式キャラクターの「お~いお茶くん」が入り口で出迎えてくれるほか、カフェも併設。明治期にアメリカの日本茶カフェで提供されていたメニューを再現した「茶ポンス」(650円、以下全て税込み)、「飲む抹茶わらびもち」(800円)など、緑茶、抹茶を中心として時代を感じる飲み物を味わうことができる。

このほか、茶畑から製品が完成するまでの工程、茶殻の活用について紹介。同製品が誕生してからの各時代の背景やテレビコマーシャルを放映する。「お~いお茶」は、毎年新俳句大賞を行い、入賞作をラベルに掲載することで馴染みだが、オリジナルの「新俳句シール」も作成できる。


「Suicaペンギン」のデザインがかわいい、ミュージアム限定の「カテキン染めタオル」(1,100円)や、蘭字のミニ茶箱に、鉄道とお~いお茶くんがコラボレーションしたオリジナルデザインの緑茶ティーバッグを詰めたギフトボックスなどのグッズも見逃せない。
開館時間は10~17時(入館は16時30分まで/オープン当日は、12時開館予定)。入館料は「お茶の文化創造博物館」 が大人500円、校生以下・70歳以上は無料、また「お~いお茶ミュージアム」は入場無料だ。博物館を訪ねて、茶飲み話に花を咲かせてみては。
関連記事
『浅草に「VERTはなれ」が誕生、予約が取れないカウンターデザート専門店の姉妹店』
「オーストラリアのスターシェフのレストランが西新宿に期間限定オープン」
『「テルマエ・ロマエ」の実像を知る展示、パナソニック汐留美術館で開催中』
『ムンクだけじゃない、北欧の絵画が一堂に会する「北欧の神秘」展』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら