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ブラウン管でショートフィルムを、VHS喫茶「タンペントン」が下北沢に誕生

10月12日、世界中から厳選された作品をラインアップ

テキスト:
Runa Akahoshi
TAN PEN TON
画像提供:TAN PEN TON外観
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2023年10月12日(木)、映画レーベル「NOTHING NEW」がVHS喫茶「タンペントン(TAN PEN TON)」を下北沢にオープン。オリジナルのフードやドリンクと、世界中から厳選されたショートフィルムをブラウン管テレビで楽しめる。

TAN PEN TON
画像提供:TAN PEN TON内観

同店は、すでに生産が終了したVHSに一つ一つ焼き直されたショートフィルムをブラウン管テレビで観ることができる、懐かしくも新しい喫茶店だ。インターネットで映像を見ることが当たり前になった昨今に、VHSで作品を観る特別な体験を堪能してほしい。

TAN PEN TON
画像提供:TAN PEN TONVHS

京都の劇団「ヨーロッパ企画」の主宰である上田誠の過去作「ドラゴン」「チャーハン」「タイムマシン」「藪の中」や、数々のミュージックビデオを監督する奥山大史による「Tokyo 2001/10/21 22:32~22:41」など、ジャンルやスタイルを超えたラインアップを用意。海外の監督作品や今ではお蔵入りとなった作品など、世界中のショートフィルムがVHS化される予定だ。

TAN PEN TON
画像提供:TAN PEN TONポップコーンとソーダフロート

フード&ドリンクは、代々木上原にある「ナンバー(No.)」に在籍していたディレクターとバーテンダーが手がけている。見た目もかわいらしいソーダフロートやポップコーン、パニーニなど、ショートフィルム鑑賞にはピッタリだろう。

TAN PEN TON
画像提供:TAN PEN TONメニューイメージ

夜は「VHSバー」として営業。オリジナルカクテルも提供しており、自家製アイスクリームとコーディアルを使用したソーダフロート「ザ・抹茶」や「杏仁マンゴーラッシー」のほか、ポップコーンは酒に合うフレーバーの「抹茶塩」「スパイスカレー」など、バラエティー豊かなメニューを提供する。

オープンを記念したイベントも次々開催予定。10月14日(土)・15日(日) は「OPENING NIGHT」、 10月の毎週火曜日は「DIRECTORS NIGHT」を、監督を招いて開催する。イベントの詳細は公式ウェブサイトを確認してほしい。

懐かしいブラウン管テレビで、VHSを楽しむ不思議な喫茶店に訪れよう。

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