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世田谷区と目黒区にまたがる池尻大橋。中目黒や渋谷なども近く人気の町に、吉祥寺の名店TACOS Shopの2号店、TACOS Shop IKEJIRI(タコスショップ 池尻)がオープンした。メキシコの民家をイメージした店内では、豊富なトッピングとこだわりのトルティーヤ、ナチュールワインなども楽しめる。
ピスタチオグリーンの壁に個性的な階段。ビル一棟が全て店舗のTACOS Shop IKEJIRIは、1階がカウンター、2階がイートイン、3階がキッチンとなっている。
トッピングは自由に好きなだけ
元々イタリアンやフレンチのシェフをしていたという星が作るタコスは、おいしいだけでなくとにかく自由だ。定番の豚肩ロースの蒸し焼き『カルニータス』や、デザートのような『リコッタチーズとパッションフルーツ』まで、10〜15種類のタコスが楽しめる。テイクアウトも6、7種類あり、夜はナチュールワインやビールのお供に具材だけ注文する人も多いという。
リコッタチーズの塩気とパッションフルーの酸味は控えめで、トルティーヤの甘さもしっかりと感じられる。『カルニータス』は豚肉の香ばしさと、程よいサルサの辛みが癖になりそうだ。
トルティーヤはブルーコーンとホワイトコーンの2種類。ライムやサルサなど9種類のトッピングは自由に乗せることができるので、飽きがこないのはもちろん、さらなる味わいを求めて手が止まらなくなってしまう。
こだわりのトルティーヤはモーニングでも提供
朝8時から営業している池尻店では、モーニングもある。トルティーヤをトマトソースで煮たトルティーヤ煮に、目玉焼きをトッピング。サラダにスープ、ヨーグルトも付いた贅沢メニューだ。吉祥寺のandoh coffeeの豆を使用した本格的なコーヒーも楽しめる。
オーナーの近藤は「トルティーヤは煮ても焼いても揚げてもいいし、おにぎりと同じ感覚で何を乗せてもおいしいんですよ」と、タコスの懐の深さを話してくれた。トルティーヤは事前に仕込んで焼きたてを提供。具材としっかりマッチするように少し蒸らすのがポイントだそう。
テイクアウトや豊富なオリジナルグッズ
タコスはテイクアウトもOKだ。パーカーや靴下などのオリジナルグッズも販売している(販売状況はInstagramを要確認)。
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日本の食材も使用し今までにない新たな組み合わせはもちろんのこと、自然体で楽しめるTACOS Shop IKEJIRI。タコス専門店ならではの、自由でおいしいニューノーマルな食体験が待っている。
テキスト:阿部仁美
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