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アジア最大級のツアー予約ウェブサイトを運営するKKday Japanが、予約データから2023年の旧正月にアジア各国で人気の旅行先ランキングを発表。その結果、1位が日本、2位がタイ、3位が韓国であることが明らかになった。
台湾、香港、韓国、シンガポールなどのアジア各国で盛大に祝われる「旧正月」。2023年は1月22日(日)の元日とその周辺の期間が大型連休となり、多くの人が帰省や国内外への旅行を楽しむ。日本はコロナ禍以前から人気の観光地であったが、2022年10月に水際対策の大幅な緩和を行い、入国が安易になったことが要因の一つと考えられている。
日本国内での人気旅行先ランキングでは、大阪が1位に輝いた。同地は東アジア、東南アジア全体から人気があるエリアだ。「大阪周遊パス OSAKA AMAZING PASS」や「南海電鉄 特急ラピート電子チケット」などの予約も多いことから、中心部のみではなく「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」などの有名テーマパークを観光の中心に据えつつ、さまざまな観光スポットに足を延ばしていることが分かる。
2位は、東アジアから人気の高い東京で、特に飲食店の予約が多い。東京は世界で最もミシュランの星を獲得している店舗が多いことから、世界的に見ても食のレベルが高いことで知られている。そのほか、観光施設や周遊パスの人気も高いようだ。
3位は京都で、台湾やシンガポールからの観光客が多い。驚くことに、中心部よりも美山や伊根、天橋立など北部エリアのツアー予約が急増しているという。かやぶき屋根の民家や日本三景が見られるスポットなど、自国にはない風景を求めているのだろうか。
そのほか、富士山が人気の山梨が4位に、アジア圏から気軽に行けるリゾート地として沖縄が5位にランクインした。また、国別のランキングも発表されている。詳細は公式ウェブサイトで確認してほしい。2023年は訪日外国人によるにぎわいが戻ることに期待したい。
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