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老舗百貨店と最新ビルの両極が点在する銀座に2023年5月、サステナブルの観点を入れた複合商業ビル「銀座髙木ビル(仮)」が完成する。同ビル最大の特徴は、飲食店などが入居する予定の9階から最上階12階部分が木造であること。最上部は外壁にも国産のスギ材を使用し、木の箱を載せたようなユニークなデザインとなる。
高層階にはルーフトップなど設置
地下1階〜地上2階に物販店舗、3〜8階にオフィス、9〜12階に飲食店が入居。高層階にはバルコニーやルーフトップを設置し、銀座の街並みが見渡せる開放的な造りで、内装は良い意味で「銀座らしくない」木の温かみが感じられる空間づくりを行う。
解体前の旧ビルを使った建築アートイベントが話題に
かつて、同所には古くから愛されていた「有賀写真館ビル」があったが、老朽化により2020年に取り壊された。閉館し解体されるまでの間、ビルを丸ごと使ったアートイベント「キャンバス 銀座髙木ビルを解放せよ」を開催。 アーティストたちは壁に直接絵を描くなど、普段では表現できない作品を展示を実施し話題を呼んだ。
歴史深い土地の威厳を残しつつ、どこか懐かしさがあり、多様性も感じるビルは、銀座に新しい風を吹かせるだろう。
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