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寿司好きのニューヨーカーは、今から胃袋の調子を整えておくといいかもしれない。アメリカ最大の寿司エキスポが、2024年9月22日(日)にニューヨークで再び開催されるからだ。
以前は「True Worlds Food Expo」と呼ばれていこの祭典は、今回から「SUSHI-CON」に名称を変更。マンハッタンのフラットアイアン地区にある「Metropolitan Pavilion」を会場に、ニューヨーカーに握りたての寿司を提供する。
今年は良質なシーフードや日本食を扱うアメリカ内外から50社以上のサプライヤーが出展。来訪者は彼らが厳選したクロマグロ、ブリ、タイ、サーモン、ウニなどの寿司や刺し身のほか、和牛や抹茶、ユズ、ワサビといった日本の伝統的な味も試食できる。
このイベントのミッションの一つは、ニューヨーカーに新しい味覚体験を提供すること。そのためホタテ、アワビ、アナゴ、ハワイ産カンパチ、アメリカ産アナゴの試食も行われるという。
さらにイベントのハイライトとなるのが、マグロの解体実演。一流の料理人が観客の前で見事にさばいた400ポンド(約180キログラム)のマグロが、会場にいる人たちにふるまわれる。通常なら、東京まで飛んでいかなければ体験できないことだといえるだろう。
「寿司三昧」は祭典の終了後も続く。刺し身や寿司、和牛といった日本の食品をニューヨーク州とニュージャージー州全域に宅配するNoble Fresh Cartが、今年から新たに参画。イベントのチケット購入者に割引サービスを提供するからだ。
この「寿司パラダイス」についての唯一の注意点は、会場に入るためには16歳以上でなければならないことだ。100〜120ドル(約1万4,470〜1万7,385円)の一般入場チケットはすでに完売。開催間近にチケットが追加になるかもしれないとのことなので、チケット販売ページをこまめにチェックしよう。
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