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外国人読者50人に聞いた、東京の夏で気になること

タイムアウト東京英語版読者にアンケート、猛暑のため観光を断念する人は3割超

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Time Out Tokyo Editors
in the summer
Photo by Ryo Yoshitake(Unsplash)
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今年の東京の夏は、例年にも増して暑い。さらに人口密集率は世界トップクラスを誇る。それでも、多くの住民や観光客は東京という街を愛してやまない。2023年8月14日に発表された、訪日外国人向け多言語旅行情報サイト「地球の歩き方 GOOD LUCK TRIP」の調査によると、「夏休みに訪れたい地域」の訪問予定地の第1位は「東京」だという。しかも2位「大阪」の15.6%に2倍近く差をつけての圧勝である。

だが、日本に興味を持っている外国人は、猛暑の東京にも好意的なのか。タイムアウト東京英語編集部協力の下、東京の夏について気になることを英語版の読者にアンケートしてみた。

「温度35度超、湿度90%前後でも東京へ行きたいか」という質問に対して、イエスと回答したのは全体の63%にとどまった。残り37%の人に「もし、暑さ対策がなされていたら行きたいか」尋ねたところ、80%がうなずいた。自由回答では「外を歩き回りたいが、汗だくになるのが不快」といった声が寄せられた。

in the summer
Photo: Time Out Tokyo Editors

また、夏の東京観光へ行きたい人も含めて「炎天下の東京を観光するとしたら?」というテーマで3つの選択肢に絞って質問した場合、「冷房のきいた屋内施設に限る」が44.2%、「行列や混雑を避けられる場所を選ぶ」が30.8%、「外出は朝か夕方だけに限る」が25%と意見が割れた。夏の東京観光に好意的な人であっても、冷房の恩恵に預かりたい人は多いようだ。

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Photo: Time Out Tokyo Editors

一方で、猛暑でも東京へ行きたいと答えた人の中には「夏の季節にしかできないことがあるから」など、ならではの楽しみを求めて訪れている人や「今(東京に)いるけど、暑いのを差し引いてもまた訪れたい魅力的な街だ」と、暑さを越える魅力をリアルタイムで感じてくれている人がいることが明らかになった

東京には、室内で楽しめる場所も多く存在する。また、バー、クラブ横丁といったナイトライフスポットをはじめ、実際に涼しい緑地緑あふれるカフェ、一度は食べたい朝食メニューなど、暑さを避けてもなお楽しめる場所が豊富にあるのだ。気になったらぜひ関連記事などをチェックしてみてほしい。

とはいえ、危険な暑さの日もある。熱中症など体調管理には十分に気をつけつつ、外出を楽しんでほしい。

なお同調査は、タイムアウト東京英語版のウェブ紙面で2023年8月2日から24日までの期間、オンラインアンケートを実施し、54人が回答したものである。

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