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東京オリンピックが閉幕し、いよいよパラリンピックが開幕する。オリンピック開催までにはさまざまな障害があった。特に、コロナ禍に安全な大会を開催できるのかという疑問もあり、大会に対する読者の本音を知りたいと考えた。
タイムアウト東京英語編集部では、オリンピックに関するアンケートを2021年8月13日から実施(300人が回答)。開会式や閉会式、競技、パラリンピックの観戦など、大会に対する声を集めた。ここでは読者の意見を紹介したい。
オリンピックに対して複雑な感情を持っている
今回の調査では、日本に住んでいる人よりも海外に住んでいる人の方が、オリンピックに対して反応が良いことが明らかになった。実際、海外在住者の52%が「良い気晴らしになった」と回答している。
一方、日本に住む人は、オリンピックに対してあまり好意的ではなく、53%の人が「オリンピックは再延期または中止すべきだった」と考えていた。また、「パンデミック対策に資金を使うべきだった」「市民の安全よりも大会が優先されたようだ」といった意見もある。
パンデミックの中、東京はベストを尽くした
オリンピックの全体的な感想を聞いたところ、国内外の多くの人が「パンデミックの中で、東京は最善を尽くした」(49.3%)と回答している。
多くの人がオリンピックを観戦していた
回答者の75.9%が「一部の競技を見ていた」「毎日見ていた」と回答。5.7%は、「開会式や閉会式のみ見た」という結果に。「オリンピックを見なかった」と答えた人のうち、9.2%はニュースをチェックしており、残りの9.2%は何の情報も確認していなかった。
過半数が「直接参加したかった」と回答
残念なことに、新型コロナの安全対策の一つとして、大会は史上初めて無観客で開催する必要があった。そのため、大多数の人が「直接参加したかった」(65.2%)と回答したのも当然のことだ。
スポーツイベントそのものが最大の見どころ
オリンピックの見どころは、やはりスポーツだ。サーフィンやスケートボード、スポーツクライミング、空手などが紹介されたこと(37.1%)に加えて、かなりの割合の回答者が、スポーツイベントそのものがオリンピックの醍醐味(だいごみ)であると回答している。
開会式と閉会式は当たり外れがあった
開会式と閉会式については、「日本の伝統的な文化をもう少し紹介してほしかった」(37.2%)と回答。一方「開会式でのドローンやピクトグラムなど、驚く瞬間がたくさんあった」(31.5%)という回答もあった。
パラリンピックに注目する人
東京パラリンピックを「見る」と答えた人は48.2%、「見ない」と答えた人は47.2%。残りの4.6%の人は、どちらも興味がないと答えている。
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