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日本、とりわけ東京の公共交通機関は、効率の良さや革新性で常に称賛の的となってきた。その一方で、駅と電車の快適さに影響を与える大きな要素の一つとなっているのが、乗車マナーだ。多くの場合、そのマナーは守られているが、例外は常に存在するものである。
では、特に迷惑だと見なされている行為は何だろうか。その答えを明らかにすべく、あるアンケート調査が実施された。これは日本民営鉄道協会が調査したもので、8210人から回答が寄せられた。調査は、2023年10月1日〜11月30日の2カ月間実施。「駅と電車内のマナー」について、選択肢の中から特に迷惑だと考える行為を3つ選んでもらうという方法で行われた。
最も多くの票を集めたのは「座席の座り方」で、回答者全体の37.1%に選ばれた。この中には、脚を広げて隣の人のスペースを侵害したり、脚を投げ出して通行の邪魔をしたりといったことが含まれる。
2番目に多い33.5%に選ばれたのは「周囲に配慮せず咳やくしゃみをする」ことだ。コロナ禍以降、ウイルスをまき散らすような行為が人々を不安にさせるようになったことは明らかである。
3位は「乗降時のマナー」で、31.3%に選ばれた。扉が開いた時に、脇によけたりいったん降りたりせず乗り降りを妨げることなどが、具体例として挙げられる。
上記のワースト3に続き、「騒々しい会話・はしゃぎまわり」(30.3%)、「荷物の持ち方・置き方(鞄・傘等)」(22.8%)、「スマートフォン等の使い方(歩きスマホ・混雑時の操作等)」(18.2%)、「強い香り(香水・洗剤・柔軟剤・化粧品等)」(17.0%)が続いた。
ランキングの詳細は日本民営鉄道協会の公式ウェブサイトから確認してほしい。
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