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2024年1月1日、石川県能登半島で最大震度7を観測した地震が発生した。被災状況の全容はいまだ不明瞭だが、一つだけはっきりしていることがある。それは、現地では多くの人が今まさに危険と不安にさらされており、援助を必要としているということだ。多くの人が今自分にできることを探しているかもしれないが、簡単にできることはいくつかある。ここでは、寄付で今すぐ支援する方法を紹介する。どこに寄付すればいいのか悩んでいる人は参考になるだろう。
※詳細は各リンク先の公式ウェブサイトに掲載されている。アクションを起こす前に一読してほしい。
<支援先>
石川県
日本赤十字社石川県支部および石川県共同募金会と連携し、義援金を募集。集まった資金は、市町を通じて被災者へ届けられる。
出納室(石川県庁行政庁舎3階)、東京事務所、大阪事務所、小松県税事務所で募金箱を設置している(平日9〜17時)。振込も受け付けている。
日本赤十字社
各自治体と連携し、現地での救援班の派遣、救援物資の配布、救護速報を通じて情報発信などを行う。1月4日に義援金の募集を開始した。寄付先には「被災地全域への寄付」と「地域を限定しての寄付」の2つがある。
ふるさと納税
「さとふる」「ふるさとチョイス」などのウェブサイトで、各自治体へのふるさと納税を通じた災害支援を受け付けている。自治体から一切手数料は受け取らず、寄付金控除の適用条件などは従来のふるさと納税と同様だ。詳細はそれぞれの特設ウェブサイトで確認しよう。
Yahoo!基金
LINEヤフー株式会社からのマッチング寄付。Yahoo!基金の口座に入金した募金額に対して同額をLINEヤフー株式会社が寄付する。Tポイントなどでの寄付も可能だ。
ピースウィンズ・ジャパン
日本発のNGO団体。情報収集と被災地域への緊急支援チームの派遣を行う。
ハンズオンローカルSAKE
ローカルの日本酒を体験的に学ぶためのイベントやプログラムを提供するサービス。被災した酒蔵に対して、重点的に支援するクラウドファンディングを展開。1月31日まで。
ウェザーニュース
金銭ではない支援方法を探しているなら「チャリティーウェザーリポート」に参加してみては。1月4〜7日の間に同アプリに「空の写真」を投稿。ウェザーニュースがたまったポイントを1ポイント当たり1円に換算し、被災地支援のために寄付を行う。
富山県
1月5日に義援金受付を開始。東京からは銀行振り込みか富山県首都圏本部窓口での募金が可能。集まった資金は各市町村を通じて、被災された人々へ配分。
輪島市
1月5日に義援金専用口座を開設。
いち早く被災地へ入り、外国人や障がい者など見えにくい被災者への支援を続けている「難民を助ける会(以降、AAR Japan)」。緊急支援チームが炊き出し、県内各地の障がい福祉施設や外国人被災者に支援物資を届けている。
救援物資の無償配布行う「移動スーパー」。公式ウェブサイトから「移動スーパーとくし丸」の救援活動に関する支援金の振込みが可能。
役目を終えたものをメルカリで出品し、売上金を石川県への寄付金に変えることができる。メルペイの残高でも寄付を行える。
<物資支援>
計画情報研究所
石川県にある、交通計画や都市・地域のマスタープランのほか多岐にわたる分野の自治体の計画づくりや事業支援などを行うコンサルタント会社。
企業・団体からの必要な物資・人的なサポートを一時的に受け付ける民間支援事務局となっている。なお個人からの支援は受け付けていないので注意しよう。
<SNS拡散>
寄付による支援ではないが、拡散が支援につながるかもしれないアクションも紹介しよう。
ヘラルボニー
国内外の主に知的障害のある作家の描くアートデータをさまざまなビジネスへ展開している福祉実験カンパニー。
障害のある人が災害時に必要な情報・困りごとをSNS「#障害者を消さない」で発信・情報募集を行っている。避難所で困難を抱える人への情報をまとめた特設ウェブサイトも公開中だ。
このほかも情報が入り次第随時、更新していく。ぜひ参考にして、今自分にできることをしてみてほしい。
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