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サンシャイン水族館初、生まれたての赤ちゃんペンギンを展示

巣穴ですくすく、子育ての様子を間近で観察できる試み

Hisato Hayashi
テキスト:
Hisato Hayashi
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サンシャイン水族館
画像提供:サンシャインシティ誕生から生後3日目の様子
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2024年5月19日、池袋の「サンシャイン水族館」に新たな命が誕生した。ケープペンギンの赤ピンク(22歳、メス)と緑ライム(13歳、オス)のひなで、性別はまだ判明していない。このカップルにとって、2023年に誕生したおいも(1歳、オス)に続く第2子となる。

サンシャイン水族館
画像提供:サンシャインシティ生後4日目の様子(体重測定時)

これまでの展示では、孵化(ふか)後にすぐ一般公開せず、親子をバックヤードに移して子育てを見守る形をとっていた。今回は、生まれて間もないひなが育っていく様子、また親ペンギンの子育てを見せたいと言う意図から、初の試みとして展示が行われた。両親の足元の合間に埋まったかわいらしい姿を見ることができる。

サンシャイン水族館
画像提供:サンシャインシティ孵化数日前に卵を親元に戻した様子
サンシャイン水族館
画像提供:サンシャインシティ親子の様子を間近で観察

赤ちゃんは現在、屋外エリア「草原のペンギン」水槽で両親とともに暮らしている。スタッフが手がけた巣穴は「卵が転がり出ないようにくぼみのあるマットを導入」「赤ちゃん誕生後も3羽がゆったり過ごせるスペースをとるため巣の床面積を拡張」「日よけの設置」などの工夫が凝らされている。

サンシャイン水族館
画像提供:サンシャインシティひなの様子

ふわふわの綿羽(めんう)に包まれたひなの期間は、生後60日(7月中旬ごろ)まで。今だけの貴重な姿をぜひ見に行こう。

なお、兄ペンギンのおいもも1歳を迎え、元気に成長中。泳ぎが苦手で飼育スタッフたちをハラハラとさせていたが、現在は悠々と泳ぐ姿が見ることができるそうだ。

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