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4年ぶりに東京都立の文化施設で「サマーナイトミュージアム2023」が開催する。これは、2023年7月20日(木)〜8月31日(木)の期間、「東京都美術館」「東京都庭園美術館」「東京都写真美術館」「東京都現代美術館」「東京都渋谷公園通りギャラリー」の5館で実施されるイベントだ。
金曜の夜の開館時間が延長されるほか、17時以降は観覧料の割引(学生無料など)やギャラリートークなどのイベント、館内レストランやショップの特別サービスなど、夜だけの特典が多数ラインアップする。
会期や特別イベントの詳細は以下の通り。
東京都美術館
期間:7月28日(金)から、夜間開館は金曜の17〜20時。
「うえののそこから『はじまり、はじまり』荒木珠奈 展』に、7月28日、8月4日、11日、18日、25日の17時以降に入場すれば、学生無料、一般・65歳以上(要証明)は200円引きになる。
東京都美術館で活動するアート・コミュニケータ(とびラー)と一緒に展覧会をめぐる鑑賞プログラム 「ダイアローグ・ナイトwith とびラー」 も8月18日、25日に実施。併設レストランでも指定の日程に訪れれば、一部割り引きが受けられる。
東京都庭園美術館
期間:7月21日(金)〜8月25日(金)、夜間開館は金曜の17〜21時。
「フィンランド・グラスアート 輝きと彩りのモダンデザイン」に、7月21日、28日、8月4日、11日、18日、25日の17時以降に入場すれば、学生無料、一般・65歳以上は団体料金適用(要証明)になる。また、夜間の庭園公開も実施。展覧会観覧券だけで楽しめるのがうれしい。
東京都写真美術館
期間:7月20日〜8月31日、夜間開館は木・金曜の17〜21時。
「田沼武能 人間讃歌」「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」「TOPコレクション何が見える?「覗き見る」まなざしの系譜」「風景論以後」の展覧会に指定の日程の17時以降に入場すれば、学生無料、一般・65歳以上は団体料金適用(要証明)になる。
東京都現代美術館
期間:7月21日〜8月25日、夜間開館は金曜の17〜21時。
「あ、共感とかじゃなくて。」「MOTコレクション 被膜虚実/特集展示 横尾忠則―水のように/生誕100年 サム・フランシス」の展覧会に指定の日程の17時以降に入場すれば、学生無料、一般・65歳以上は団体料金適用(要証明)になる。
また、「デイヴィッド・ホックニー展」は7月21日、28日、8月4日、11日、18日、25日に夜間開館を実施する(観覧料割引はなし)。
東京都渋谷公園通りギャラリー
期間:7月28日〜8月25日、夜間開館は金曜の17〜21時。
「モノクローム 描くこと」(入場無料)が、 7月28日、8月4日、11日、18日、25日には21時まで開館時間を延長する。
東京都渋谷公園通りギャラリーを除く4つの美術館のミュージアムショップ、カフェ、ラウンジ、レストランも夜間の特別営業を実施するので、この機会にカフェやレストランなどを夜に利用してみるのもいいだろう。
そのほか、「江戸東京たてもの園」では、8月5日(土)、6日(日)に復元建造物の商店が建ち並ぶ、下町中通りでちょうちんや建物のあかりがともるイベント「たてもの園 下町夕涼み」を開催。国立・都立美術館を舞台にした謎解き体験型アートエンターテインメントイベントなども実際する。詳細は各施設の公式ウェブサイトで確認してほしい。
今年の夏は、夜の展覧会を満喫してみては。
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