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アートなお祭り『すみのえアート・ビート2021』が、2021年11月14日(日)に開催される。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったため、今年は2年ぶりに開催。舞台となるのは大阪市住之江区北加賀屋にあるクリエイティブセンター大阪で、近代化産業遺産に認定された名村造船所大阪工場跡地でもある。
メインとなるのはオランダ人のアーティスト、フロレンタイン・ホフマン(Florentijn Hofman)による『ラバー・ダック』。世界各地でパブリックアートとして知られている作品だ。
今回展示されるのは、9.5メートルもの高さになる巨大なもの。そのコンセプトは、政治的意味合いで分けられる国境など存在せず、このアヒルが世界の緊張を和らげ、あらゆる世代に親しまれることだという。2018年に同イベントで披露されたアヒルドローンの飛行も予定されている。
もちろん、ホフマンの作品以外にもギャラリーや壁画などアート作品を多く有する北加賀屋ならではの、縁のあるアーティストの展示も予定されている。
この街を舞台にしたInstagramを使ったフォトラリーや、名村造船所大阪工場跡地を巡るツアーにも参加しておきたい。ツアーでは、住之江のまち案内ボランティアの会によるガイドで、普段は立ち入ることができないエリアを観覧できる上、関連するオリジナル短編映画も上映する。
会場では、安心できる食材と丁寧な手作りにこだわった食と農のマルシェ『北加賀屋みんなのうえん祭』も予定。北加賀屋にある農園、みんなのうえんで活躍する人々も出店して、アジア各国の料理や大阪の個性的なスイーツ、リフレクソロジーなどが用意されるという。
今回は感染症予防の観点から当日の待機列や時間の短縮を目的として、オリジナルグッズを先行販売中だ。『ラバー・ダックチャーム付きエコバッグ』(3,000円)や『アヒルTシャツ』(大人2,700円、キッズ2,200円)などが販売サイトのnarabeeで11月11日(木)23時59分まで購入できる。
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