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東日本旅客鉄道(株)の発売する交通系ICカード「Suica」に描かれている、日本で一番有名なペンギンこと「Suicaのペンギン」。このキュートなキャラクターをテーマとしたカフェ&グッズショップ「ペンスタ(Pensta)」が、2023年10⽉12⽇(⽊)、JR上野駅のエキナカ商業施設「エキュート上野」にオープンした。
そもそも「Suicaのペンギン」はいつ誕生したのか。もともとは、イラストレーターの坂崎千春が描いた絵本に登場するキャラクターで、モデルは南極に住むアデリーペンギンだそう。南極から東京にやってきて、好物は魚肉ソーセージ。それぞれの利用者が所有するICカードの分身的な存在であることから名前はあえて設定していない。
ペンスタは2010年3⽉、東京駅に初の「Suicaのペンギン」グッズ専⾨店として開業。惜しまれる中、2018年9⽉で営業を終了したが、今回カフェを併設し、上野駅に復活した。
店内には、Suicaのペンギングッズがなんと約300種類。グッズエリアでは、開業に併せて用意した同店オリジナルのグッズが70種ほどラインアップしている。
「Suicaのペンギン」グッズは、JR東日本の駅中にある「ニューデイズ(NewDays)」でも取り扱いがあるが、ペンスタでしか手に入れることができないアイテムも多数取り揃えている。JR東⽇本クロスステーションの担当者によると、「まだまだ、倉庫で出番を待っているニューアイテムがたくさんあります」とのことで期待は高まる。
数々の魅力的なアイテムに目移り必至だが、独断と偏見で気になったアイテムをピックアップしたい。マジックテープでサイズ調整ができる「Suicaのペンギン」のカフェスリーブ(880円、以下全て税込み)はなかなか使い勝手が良さそうだ。「Suicaのペンギンパペット」(1,980円)は、いろいろな場所に連れていきたくなること間違いなし。
ベレー帽もインパクトがあり、ボディーウォッシュタオルにもそそられる。商品を眺めているだけでも楽しいが、壁や天井にもペンギンがいたり、「店長」というプラスチックカードを付けたフィギュアがいたりと、見どころは盛りだくさんだ。坂崎千春直筆のサインもあった。
カフェエリアのイチオシは、季節・数量限定の「Suicaのペンギン モンブランパンケーキ」(1,280円)。Suicaのペンギンとパンダの顔を焼き印にしたパンケーキとソフトクリーム、粒入りベリーソース、バナナ入りモンブランが一つの皿に乗っている。
「Suicaのペンギン」のラテアート(ランダムで用意)がほほえましい「Suicaのペンギン ふわふわミルクのカフェラテ(ホット)」(680円)も人気を博しそうだ。テイクアウトカップ用のスリーブもキュート。カフェは朝6時30分からオープンしているので、朝食利用もできる。パニーニ(3種600円から)や、カレー(2種880円から)など、フード系メニューも揃う。
「Suicaのペンギン」の推し活にぴったりの新店、特にペンギン好きでなくても、気になるモノや欲しいモノが見つかりそうだ。
「ⒸChiharu Sakazaki/JR東日本/DENTSU」
※「Suicaのペンギン」はJR東日本のSuicaのキャラクター
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