[title]
2021年8月12日、マザーエンタテイメントは同社が運営するユウセン スタジオコースト(USEN STUDIO COAST)を、借地契約満了に伴い2022年1月に閉館することを発表した。併せて、同館で開催していたクラブイベント『ageHa』も同施設での活動を終了する。
同施設は2002年に新木場で開業以来、昼間はライブハウスや多目的ホール、夜間はオールナイトイベント『ageHa』として、約20年の間で5000本以上のイベントを開催。延べ700万人以上が来場し、これまで国内外問わず多くのファンに愛されてきた国内でも有数の施設だ。
収容人数はスタンディングで約2400人と大規模で、横長のステージは見やすく、フロアも広いため、ロックのライブやフェスなどのイベントが行われることが多い。フロアとは独立したバースペースが広いところも特徴的で、人気を集めていた。
公式Twitterでも同内容の案内文が投稿されており、「これまで足を運んでいただいた多くのお客様、ご支援いただきました皆様に心より感謝申し上げます。最終日までスタッフ一同全力を尽くして参ります」とコメントを残している。
7月21日にお台場にあるライブハウス、ゼップトーキョーが2022年1月に営業終了すると報じられた矢先のニュースに、ネットでは悲嘆にくれる声が多く漏れ聞こえた。
閉館までのイベント情報や今後のお知らせに関しては、公式ウェブサイトやSNSで発信していく。なお、『ageHa』の今後に関しては、場所を問わずクラブイベントとして、新しいイベントやプロジェクトを提供できるよう調整していくようだ。
関連記事
『五反田の旧ゆうぽうと跡地が2023年12月に大規模複合施設へ』
『表参道にロンドン発の老舗イタリアン、リナストアズが初上陸』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら