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「オズの魔法使い」がモチーフのイチゴ狩り施設、京成バラ園にオープン

普段は入ることのできないバックヤードの特別温室を初公開

編集:
Genya Aoki
寄稿::
Tomomi Nakamura
京成バラ園
京成バラ園
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2021年12月24日、千葉県八千代市にある京成バラ園に、オズの国のストロベリーハントが期間限定でオープンした。同施設は、児童文学の傑作『オズの魔法使い』をモチーフにした新感覚のイチゴ狩り施設だ。果実が大きく、香りが良いのが特徴的な『紅ほっぺ』、ほどよい甘味と酸味がある『恋みのり』のほか、『よつぼし』や『やよいひめ』など、4種類のイチゴ狩りがドリンク付きで楽しめる。

ゲストは、世界中のおいしいイチゴを追い求めるストロベリーハンター役に扮(ふん)したガーデナーと共に、通常なら一般客が入れないバラ園のバックヤードエリアに入場できる。

ここではイチゴ狩りを楽しむだけでなくストーリー背景があり、「オズの温室」と称される同エリアには、ガーデナーが丁寧に育て上げたとびきり絶品『オズのストロベリー』があるとされている。さらにゲストが立ち寄る初公開の特別温室には、高さ2メートル近くもある巨大な操り人形が登場し、秘密のイチゴについて語りかけてくる。

京成バラ園
京成バラ園

物語に登場する、オズの魔法使いが操る巨大な仮面をイメージしたスチームパンク調のレトロな操り人形と、ストロベリーハンターのかけ合いにはワクワクすること間違いなしだ。

京成バラ園では、多くのイチゴハウスで多く取り入れられている受粉方法を見直し、サステナブルなハウス運営に挑戦している。一般的な授粉用ミツバチではなく、授粉用のビーフライ(ヒロズキンバエ)を利用してイチゴを育成。授粉用ミツバチが育てたイチゴよりも奇形が少ないという優位性を持ち、農林水産省が最新農業技術として紹介している。

同園では、バラの育成で培ってきた栽培技術と、バラの庭園で実践してきたエンターテインメント性あふれるイベント経験をもとに、植物や農業との触れ合いを通した、新農法への啓蒙(けいもう)活動を目指しているそう。

開催日程は第1弾が2022年1月27日(木)まで、第2弾が1月29日(土)~3月31日(木)。10時から13時30分までの間に3回(1回に付き定員は15人まで)に分けて実施する。料金は小学生以上2,000円(別途入園料が必要)、未就学の子ども2人までは同伴可能だ。予約および詳細は公式ウェブサイトで確認してほしい。

ここだけの体験尽くしなので、イチゴ狩りにはいつも足を運んでいるという人でも楽しめることだろう。ぜひ訪れてみてほしい。

オズの国のストロベリーハントの詳細情報はこちら

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