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田町で90年続いた銭湯「万歳湯」をリノベーションし誕生した「パラダイス(PARADISE)」が、若手アーティストを支援する「現代版銭湯壁画コンテスト」を開催する。同施設は、浴室内でアート作品をプロジェクター投影する「現代版銭湯壁画」などを兼ね備える新感覚の温浴施設で、港区を中心に飲食店やシェアハウスなどを展開する、大関商品研究所が手がける。
コンテストは、パラダイスのコンセプトでもある「極楽浄⼟」をテーマに作品を募集。「⾵呂やサウナの⼊浴中・⼊浴後のリラックスした状態で眺めるのに適しているか」という観点から審査を行い、最も「ととのう」作品を選定する。応募期間は2022年11月26日(土)~2023年2月5日(日)で、35歳以下なら誰でも応募可能だ。結果は2023年2月26日(⽇)にパラダイスの公式ウェブサイトなどで発表される。
審査員の顔ぶれにも注目だ。タイムアウト東京を運営するORIGINAL Inc代表の伏⾕博之、アーティストのPV制作などで知られるヒロ杉⼭、映像作家の重⽥佑介、株式会社アカツキゲームスで、ゲーム事業部のデザイン統括をする柴⽥陽⼀らが名を連ねる。プロデュースは、芸術関係の企画で活動する川勝小遥だ。
最優秀賞作品は2023年3⽉末から浴室内の壁⾯に投影されるほか、賞⾦30万円が贈呈される。優秀賞には賞⾦10万円、スポンサー企業による「協賛企業賞」や「PARADISE賞」も用意し、それぞれ特典が贈られる。サウナと芸術を愛するアーティストは、ぜひ参加してほしい。
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