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「平和の少女像」など名古屋市で再展示が決定

『表現の不自由展・その後』、会期は2021年7月6〜11日

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『あいちトリエンナーレ2019』内の企画として開催された『表現の不自由展・その後』の展示作品が、名古屋市内で『私たちの『表現の不自由展・その後』』として再展示されることになった。名古屋テレビの報道によると、同展は『平和の少女像』が展示されたことで抗議などが相次ぎ、一時中止、その後再開されたという経緯がある。名古屋市長の河村たかしも抗議し、愛知県知事の大村秀章との対立が深まるきっかけになったという。

美術手帖の報じるところでは、今回の展示は『表現の不自由展・その後』をつなげる愛知の会が主催する。展示作品は安世鴻(あん・せほん)の『重重ー中国に残された朝鮮人日本軍「慰安婦」の女性たち』、大浦信行『遠近を抱えて』、同『遠近を抱えてpart2』、キム・ソギョンとキム・ウンソンによる『平和の少女像』。展示再開を求めてきた市民運動の記録なども展示予定の見込みだ。今回では、この展示を鑑賞できなかった市民に実際に見る機会を提供したいという。

展示は2021年7月6日(火)~7月11日(日)、会場は市民ギャラリー「栄」。開館時間は10時00分~19時00分(最終日は16時まで)、料金は500円 、18歳以下と障がい者は無料だ。

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