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夏休みが終わろうとしている中、「西武池袋本店」でそごう・西武の売却強行に反対する労働組合によるストライキが決行された。約1000人が出社せず、西武池袋本店は2023年8月31日に全館臨時休業。シャッターが下ろされた店舗の前にはデモに参加する多くの人々が集まり、「池袋の地に百貨店を残そう」と声を上げた。
百貨店によるストライキは約60年ぶりの実施。なお、ストライキを行う権利は労働基本権の「団体行動権」(日本国憲法第28条)の一環として、労働者に保障されている。
2022年11月、親会社のセブン&アイ・ホールディングスは、家電量販大手のヨドバシホールディングスと連携する米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループにそごう・西武売却の契約を結び、2023年2月に売却を予定していた。ヨドバシの出店計画を受け、雇用維持を求める労働組合や地権者らの訴えによる調整が難航し、売却は延期されていたが、本日正午、セブン&アイは臨時取締役会を開き、米投資会社への売却実行を発表した。
西武池袋本店の営業は9月1日(金)に再開の予定。ただし、一部通常営業と異なる売り場があると発表された。朝日新聞デジタルでは随時最新の情報を伝えている。
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