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京都の夜空と朝日を独り占め、モバイルハウス住箱で駅前キャンプ

注目度上昇中のスノーピーク ランドステーション京都嵐山

テキスト:
Time Out editors
スノーピーク ランドステーション京都嵐山
Photo: Snow Peak Land Station
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遠方への移動を控えたくなるこの時期、近畿圏在住なら京都市嵐山での駅前キャンプ体験はどうだろうか? 20208月にオープンしたスノーピーク ランドステーション京都嵐山の宿泊プランが今、見直されている。

ショップとカフェを併設するスノーピーク ランドステーション京都嵐山が位置するのは、JR嵯峨線の嵯峨嵐山駅と京福電鉄嵐山本線の嵐電嵯峨駅のちょうど中間で、どちらの駅からも徒歩3分以内。大正時代から続いてきた、100年にもなる料理旅館をリノベートした空間には、スノーピークのコレクション以外に、開花堂の茶筒(2万7,500円)や和傘屋辻倉の蛇目傘(6万6,000円)など、京の職人とのコラボアイテムも置かれている。1917(大正6)年創業の着物専門店やまとは、YAMATO Tsunagari galleryを展開しており、着物をレンタルして街を散策、なんて体験もできるのだ。

隈研吾と共同開発したというモバイルハウス『住箱₋JYUBAKO』での宿泊体験も嵐山仕様。屋敷の奥の庭に配置された3棟はそれぞれ「もり(緑)」「つち(茶)」「ゆき(青)」と異なる趣向で、京町家のような温かみと奥行きを感じる黒塗りの外装となっている。京畳を敷いた白和紙貼りの室内は、調度品にも京の伝統工芸を用いており、嵐山ならではのアウトドア空間だ。シャワールームとトイレは各棟に設置されているので、駅前にありながら、ここだけでもゆったりと静かな時間が過ごせる。早朝には竹林や渡月橋も独り占めできるだろう。料金は、1室大人2人、朝食付きで3万6,300円から。

スノーピーク ランドステーション京都嵐山
スノーピーク ランドステーション京都嵐山

朝食はスノーピークのベストセラー、ホットサンドクッカーの『トラメジーノ』で焼いたホットサンドなどを提供、食器もアウトドア用のものを試せるのはうれしい。コロナ禍の自粛ムードの中、駅前にいながらにして、アウトドア感覚で過ごせるのだ。 

スノーピーク ランドステーション京都嵐山の詳細はこちら

テキスト:間庭典子

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