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2021年2月、地区開発が進む下北沢に、フツウニフルウツの姉妹店となるスナック一房(ヒトフサ)がオープンした。開店日は「フツウ二」にかかる2月22日。場所は小田急線の下北沢駅から徒歩1分ほどで、駅前ながら落ち着いた雰囲気の路地にある。
「葡萄」の一房をイメージした内装に
目印は、建物2階にある「葡萄」(ぶどう)のネオンサイン。店内はカウンター席とボックス席があり、「葡萄」をイメージした緑と紫の内装が特徴だ。柔らかな照明やアンティークのスピーカー、手作りで仕上げたというカウンターテーブルや棚、テーブル下のタイルなど、温かな空間が広がっている。
フツウニフルウツのファンが集える場として、また隣り合った客同士が交流の場として楽しんでほしいと語るのは、オーナーの松田剛毅。朗らかに和服を着こなすママの石垣咲紀は、元々アパレルの仕事をしていたそう。豊平硝子のグラスや食器、ウィリアム・モリスのテキスタイル『いちご泥棒』のカーテンと壁紙にも注目だ。細部までこだわりが詰まっている。
人気フルーツサンドやフルーツポンチも提供
ワンドリンクが付いたセット料金は、昼(12〜17時/1,500円、席料、おしぼり込み)と夜(17〜25時/3,000円、お通し付き、席料、おしぼり込み)に分かれている。アルコールメニューは、香り高いタンカレー ナンバーテンのジントニックをはじめ、ウイスキーや焼酎、ワインなどがそろい、ボトルキープも可能だ。
ビールはサッポロクラシックと、プラス料金でプレミアムモルツの中瓶から選べる。都内では希少なサッポロクラシックは、ファンにはうれしい品ぞろえ。北海道出身である、オーナーの松田が取り寄せているそう。
また、フツウニフルウツで販売しているフルーツサンド(600円)や、夏季限定メニューのフルーツポンチ(700円)も注文できる。フルーツポンチは季節のフルーツとナタデココにシナモンがきいたスパイシーな仕上がりで、シャンパンとの相性も抜群。フルーツサンドは、スナック営業に合わせて、食べやすいサイズにカットして提供される。
ソフトドリンクは、『葡萄ジュース』やメロンソーダのほか、一房限定でオレンジジュース、クランベリージュースなどもあり、スナックの雰囲気が好きだが酒が飲めない人にもおすすめしたい。
カウンター席の背にある一面の壁は、今後、展示場所や撮影場所としての提供も検討中だそう。下北沢に訪れた際は「葡萄」のネオンサインを目印に、こだわりの空間でくつろげる一房へ出かけよう。
※新型コロナウイルス対策のため、現在の営業時間は17〜20時まで
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