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レストランが再び時短営業を余儀なくされ、夜遅くに外食をしづらくなった昨今。ミシュランガイドで3年連続一つ星を獲得した代々木上原のレストラン、シオ(sio)と北青山にある姉妹店、ホテルズ(Hotel's)は、「特別な朝食で少しでも気持ちを晴れやかにしてほしい」という思いから、朝限定の新メニューを2022年2月18日(金)8時から提供する。
2021年の緊急事態宣言中、シオでは夜に提供しているディナーメニューをフルコースで朝から食べられる『朝ディナー』を開発。「ニューノーマルな」時間の使い方を提案して大きな反響を呼んだ。今回はそれに続く2度目のチャレンジといっていいだろう。
ホテルズではホテルにおける朝食メニューの定番、フレンチトーストをブラッシュアップして、スープとドリンク付きの3種から選べるセットを展開予定。シオでは炊きたてのご飯をおいしく食べることに特化したご飯と銀鮭の朝定食を用意する。ここではハレの日にぴったりなメニューの詳細について紹介しよう。
まず、ホテルズで注目のメニューは、酸味が引き立つイチゴがたっぷり乗ったフレンチトーストだ。卵と牛乳にしっかり漬けこんだ食パンをキャラメリゼすることで、香ばしい苦味と食感をプラスした逸品。トーストの上にかかったカナダ、ケベック州産シタデールシロップの上品な香りと甘みもぜひ堪能してほしい。
優しい甘みのホテルズフレンチトーストをベースにしたクロックムッシュも、うま味たっぷりのローストハムとチェダーチーズが美味な一皿。同店のオリジナル商品である穏やかな酸味の『ふつうのマヨネーズ』や荒めのブラックペッパー、マルドンクリスタルソルト、パルミジャーノチーズなどがアクセントになり、やみつきになってしまう味わいだ。そのほか、フレンチトーストとクロックムッシュを両方とも食べられるお得なセットも見逃せない。
オレンジソースで和えたオリジナルシーズニングに漬け込み、オーブンで火入れした豚肩ロースがメインのキューバサンドも食欲をそそる。サラミやガラムマサラパプリカ、タマネギペースト、ニンニクの香りが引き立つアイオリソース、2種のチーズにハラペーニョとガーキンス、タスマニアマスタードの辛さがプラスされ、味わいに奥行きがある。
シオでは日本らしいほっとする定食を提供。炊きたてのご飯をおいしく食べてもらうため、皮はパリパリ、中はしっとりジューシーに焼き上げた銀鮭と具材にこだわった豚汁をメインに添えたプレートとなっている。小鉢は和歌山県産山利の奥行きのあるシラス、ホタテと菜の花の和え物、ひじきの煮物、漬物が並ぶ。さらに、恵比寿の名店である、食彩かどたのかつお節のふりかけ『かほる』を用意。ご飯が食べ放題なところもうれしい。
シオは特設ウェブサイトから予約できる。ホテルズでは、8〜11時の朝食メニューに追加する形で提供する。いつもより少し早起きして贅沢な朝食を堪能すれば、一日がより豊かなものになること間違いなしだ。こんなご時世だからこそ、いつもとは一味違う優雅なひとときを過ごしてみては。
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