2023年3月に新宿ミロードのモザイク通りが営業終了、38年の歴史に幕

小田急電鉄と東京地下鉄が共同して推進する「新宿駅西口地区開発計画」に伴い、2023年3月25日（土）に新宿ミロードの一部区画「モザイク通り」と「モール2階」が営業を終了する。同社は、新宿駅西口地区の再開発を行っており、老朽化した建物をリニューアルし、「駅とまちの連携を強化する重層的な歩行者ネットワークの整備」を目指す。 

新宿ミロードは、新宿駅に直結した大型商業施設。オープンモールのモザイク通りを始め、アパレル店舗やレストランなど約120の専門店で構成されている。営業終了する両区画は、いずれも1984年に開業し、ショッピングスポットとしてのみならず、イルミネーションなどを実施し、長きにわたり多くの人に親しまれてきた。

同区画では、そんな38年間の思い出を共有できる一般参加型の特別企画「MY MEMORIES ROAD」を開催中だ。これは、新宿ミロードの公式Twitterで「モザイク通り」と「モール2階」での記憶に残る思い出エピソードを公募し、その中から7点をイラストレーターのさかがわ成美がデザインし、モザイク通りの壁面パネルに掲出するというものだ。

学生時代に友人と寄り道した思い出や、初めてのデートで見たイルミネーションなど、振り返れば輝きを放っていた日々をぜひ送ってみよう。詳細は公式Twitterでチェックしてほしい。募集は2022年10月16日（日）まで、掲載は2023年1月上旬から営業終了日の3月25日（土）まで行われる。

モザイク通りはの営業終了に伴い、小田急新宿駅西口（地上）付近の坂下からフラワーショップ「Reconnel」手前までの道が3月26日（日）以降は通行できなくなる。なお、 新宿ミロード本館（2～9階）は営業を継続し、2025年4月以降に解体工事に着手する予定だ。モザイク通りの最後の時間を、楽しく共有しながら過ごそう。

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