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ブルックリンに500人キャパのクラブが誕生

「SILO」が2023年2月10日オープン

Anna Rahmanan
テキスト:
Anna Rahmanan
翻訳::
Time Out Tokyo Editors
SILO
Photograph: Courtesy of SILO
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ニューヨークで新しいナイトクラブのオープンが続く中、ブルックリンのイーストウィリアムズバーグのスコットアベニュー(住所:90 Scott Avenue)にも、新しいクラブ「SILO」が、2023年2月10日(金)にオープンすることになった。

このクラブは、プロモーターのアレックス・ノイウハウゼンとリリー・ウォルフソンが企画し、古い格納庫をリノベーションしてオープンする。収容人数は500人で、内装はインダストリアルなタッチ。カスタム照明やハイコントラストプロジェクションシステムにより、天井や壁に映像を映し出し、臨場感のある空間を演出することができるという。また、カーボンニュートラルなクラブでもある。

ウォルフソンは「私は、インダストリアルな雰囲気を保ちつつ、洗練されたスペースにしたかったのです。非常に構造的でクリーンな空間なので、クラブのような雰囲気にはしたくありません。ここがどこなのか、忘れてしまうような場所にしたいと考えています。外装の落書きはわざと残して、何の変哲もないような見た目にしました」

SILOは元々「Secret Loft」として知られていて、ウィリアムズバーグの改造された元自動車車庫における、アンダーグラウンドなパーティーとしてスタート。彼らがこの完璧なスペースを見つけるのには何年もかかったようだ。

SILOではあらゆるジャンルのダンスミュージックに焦点を当て、さまざまなプロデューサーやDJがイベントをホストする(オープニングイベントの一つには、人気アーティストのイーライ・エスコバルのオールナイトパティーもあり)。また、今後のスケジュールには、「ヴァイナルオンリー」の日も設けられる予定だという。

オープニングイベントの全ラインアップはこのフライヤーでチェックできる。

SILO
Photograph: Courtesy of SILO

この数カ月、ニューヨークでは街の至る所でクラブがオープンしている。例えば巨大なエレクトロニックミュージッククラブ「Virgo」、タイムズスクエアの「Nebula」、そしてイタリアCipriani社のオーナーであるティト・ピントンがバックアップする街で最大のナイトクラブといわれる「Musica」などだ。

かつて我々は、ナイトクラブの時代は終わったと考えていたが、その逆で、もはや新しい時代の幕が開けたといえるのかもしれない。

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