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2021年1月28日、シンガポールの地域航空会社であるシルクエアー(日本では一時期、広島に就航)がFacebookへの投稿で、同社が運航を終了し、シンガポール航空と統合することを正式に発表した。両社の統合については2018年以降、たびたびニュースになっていたが、この発表により、シンガポール航空のグループ会社ではあったが独立したエアラインとして30年間営業を続けてきたシルクエアーのブランドが消滅することが確実になった。
シルクエアーが保有していた9機のボーイング737-800型機は、順次新しく塗装、座席も張り替えて生まれ変わる。そして客室乗務員たちも、シンガポール航空の象徴であるサロンケバヤを着用して業務に当たる。
機内食メニューもアップグレードされ、移行後は、シンガポール航空のシェフチームが作る食事がさらに多くの路線で利用できるようになる。例えばビジネスクラスでは、3時間半以上のフライトでフルーツとチーズ、5時間以上のフライトではシンガポール航空名物のサテーが、ランチとディナーに付いてくる。
また、どのクラスでも食事の飲み物にワインを選ぶことが可能になる。ビジネスクラスで選べるのは、ワインのセレクションで定評があるシンガポール航空が厳選した、最高の赤、白、シャンパンとなる。
シンガポール航空の公式ウェブサイトに掲載された声明には「30年以上にわたり、シルクエアーはシンガポール航空グループの地域航空会社として、アジア太平洋の40以上の目的地へ運航してきました。シンガポール航空と同じ装いで空へ向かい、移行の旅に出発するに当たり、私たちは新たに高い目標を持っています。どんな短いフライトで、世界レベルの空の旅を提供することをお約束します」と書かれている。
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