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D・リンチの世界に没入? パリの人気クラブがニューヨークに上陸

「Silencio NYC」 がオープン

Anna Rahmanan
テキスト:
Anna Rahmanan
翻訳::
Time Out Tokyo Editors
Silencio New York
Photograph: Pauline Shapiro
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2024年2月15日(木)、パリで長年愛されているカルチャースポットの一つで、デヴィッド・リンチがデザインしたことで知られるナイトクラブ「Silencio」が、ニューヨーク支店をオープンする。

もともとは、リンチが監督した映画「マルホランド・ドライブ」(2001年)に登場する不吉な劇場「Club Silencio」にちなんで名付けられたこのクラブは、2011年にパリで誕生し、現在では同市内にもう1軒、さらにイビサ島でビーチハウスを展開。どの店も、セレブリティを含むヨーロッパのしゃれた人々がこぞって目指す場所となっている。

創業者のアルノー・フリッシュとアントワーヌ・カトンは、ニューヨークの店も同じようになってほしいと考えているようだ。すでに2月7日には、「ブルックリン美術館」での展覧会「Giants: Art from the Dean Collection of Swizz Beatz and Alicia Keys」のオープニングを祝して、あらゆるスターがこのスペースに集まった。

ニューヨーク店のデザインを手がけたのはハリー・ヌリエフで、その内装からは、パリの店が思い浮かぶ。店の広報担当は次のように述べている。

「温かみのある金色のダンスフロアは、パリの店の特徴的な色彩を醸し出しています。メタリックなパーティションに囲まれ、光り輝く金色の輝きに包まれたメインルームは注目を集めるでしょう。ダンスフロアを取り囲むように、深みのある神秘的な赤で塗られた小部屋があり、来場者がくつろいだり、会話を楽しんだりできる親密で神秘的な空間を提供しています」

この新店が位置するのは、コロンバスサークスの近くだ。このロケーションについては、プロジェクトの性質からすると興味深い選択に思えるが、やはりそれがある種のポイントになっているようだ。

Silencio New York
Photograph: Pauline Shapiro

広報担当者は「我々には思いがけない場所にオープンしてきた歴史があります」と続け、ニューヨーク店の場所もタイムズ・スクエアとヘルズ・キッチンに近く、「Studio 54」の「余韻」がまだ残っている場所であることを強調した。

ヨーロッパの店舗ではナイトクラブと昼間の会員制クラブを兼ねているが、ニューヨーク店は、木曜日から土曜日の23時から28時までの営業となる。プレスリリースによると、オーディエンスは、音楽の生演奏と 「エキサイティングなDJセット」の両方を期待できるという。

Silencioの高い目標に期待しよう。

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