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チェコのクラフトビールブランドが国外初のタップルームを高島平にオープン

ピルスナー、IPA、サワーエール、ゴーゼ、スタウトなど豊富フレーバーを用意

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Time Out Tokyo Editors
シベリアタップルームイン 東京
Photo: Ryosuke Kondo
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1人当たりの消費量は30年連続トップを維持し続けている「ビール大国」チェコが誇るブルワリー「シベリア(SIBEERIA)」のタップルーム「シベリアタップルームイン 東京(SIBEERIA Tap Room in Tokyo)」が高島平に誕生した。タップルームは、チェコのプラハにある「シベリアタップルーム(SIBEERIA Tap Room)」に次ぐ2号店目で、国外初の出店となる。

シベリアタップルームイン 東京
画像提供:シベリアタップルームイン 東京

シベリアの特徴の一つに、種類の豊富さが挙げられる。チェコでは毎週2種類程度の新作やリピートビールを醸造しており、ピルスナーやIPA、サワーエールなど様々なスタイルが楽しめる。

ラベルもフレーバーによってそれぞれ異なり、どれも色彩豊かでインパクトがある。店内には過去のラベルデザインのポスターが飾られており、シンプルな内装に彩りを与えている。

シベリアタップルームイン 東京
画像提供:シベリアタップルームイン 東京

香りの高さも魅力だ。麦とホップのバランスに加え、厳選されたホップを使用することにより、香り高いビールに仕上がっている。アルコールは5%程度のものが多く度数はあまり高くないので、風味の奥深さと飲み口の軽やかさを同時に味わえる。

メニューを見ると「Balling(バリング)」という文字が書かれており、これは糖度を示している。日本ではあまり見かけないが、チェコではメニューによく書かれており、この数字で味や風味の濃さを判断しているという。

同店では、常時オンタップで10種類とボトルビールを6種類を提供。店頭での缶販売も行っており、全16種類のボトルビールを用意している。

シベリアタップルームイン 東京
画像提供:シベリアタップルームイン 東京

ここからはおすすめのフレーバーを紹介しよう。「YUMMY Raspberry,Blackberry&Vanilla」は、ラズベリーとブラックベリーの風味豊かなサワーエール。ほかのクラフトビールよりも糖度が高くフルーティーなので、デザート感覚としても楽しめる。さっぱりとした味わいのビールの後に飲むのがいいだろう。

シベリアタップルームイン 東京
Photo: Ryosuke Kondo

期間限定フレーバーの「BLOOD ORANGE,ROSEMARY&SALT GOSE」(1,210円から、以下全て税込み)は、ブラッドオレンジの柑橘系とコリアンダーやローズマリーなどのハーブを加えた爽やかな酸味のビール。一般的なゴーゼビールでは塩を大量に入れるが、ひとつまみ程度に抑えることによってライトな口当たりにしている。

シベリアタップルームイン 東京
Photo: Ryosuke Kondo

それ以外にも、王道チェコラガーの「EVERYDAY LIFE」や少量の唐辛子が入った黒ビール「PADRISIMO」など、それぞれ個性が光るものばかりだ。

シベリアタップルームイン 東京
Photo: Ryosuke Kondo

フードとのおすすめペアリングも紹介

フードも提供しており、メニューではおすすめのペアリングを紹介。「九州醤油仕込み唐揚げ」(880円)にはトロピカルな香りと苦味の「LOLIHOP」、「クレームブリュレ」にはラズベリーの酸味が効いた「RASPBERRY SORBET」などと記載されているのはうれしい。

シベリアタップルームイン 東京
Photo: Ryosuke Kondo

ビールを注文すると、糖度やアルコール度数などの詳細が書かれたカードが必ず付いてくる。魅力的なデザインなので集めてコレクションにしてもよいが、10枚集めると300ミリリットルのビールと交換できるので、悩むところだ。

営業時間は日によって変更する可能性があるので、公式Xで確認してから訪れるといいだろう。

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