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熱海で5500発の花火と音楽のコラボイベント開催

10月23日、音楽は東京2020開会式の演出務めた田中知之

『SHIZUOKA・ATAMI HANABI FESTIVAL #海と⼲物と⾳楽と』
『SHIZUOKA・ATAMI HANABI FESTIVAL #海と⼲物と⾳楽と』
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2021年10月23日(土)静岡県熱海市で花火パフォーマンスイベント『SHIZUOKA・ATAMI HANABI FESTIVAL #海と⼲物と⾳楽と』が開催される。会場は、海に面した親水公園、ムーンテラス。18時〜21時30分に5500発もの花火が秋の夜空を豪華に彩る。花火パフォーマンスイベントというだけあり、力の入った音楽演出やステージパフォーマンスも大きな見どころだ。

今回のイベントは、創業117年を誇る静岡県の老舗煙火(はなび)店イケブンが主催。同社が花火の総合演出を担当し、「MADE IN JAPAN」をテーマに、地元煙火店8軒でストーリー豊かな花火を夜空に打ち上げる。音楽演出は東京2020オリンピック開閉会式、パラリンピック開会式の音楽監督を務めた田中知之が手がけ、イベントの始まりから終わりまでが一つの物語となるような音楽体験が堪能できる。

このほか、祭りやアニメ、ゲーム、和楽器といった日本文化を盛り込んだステージパフォーマンスなど、さまざまなコンテンツがイベントに花を添える。花火師による伝統の職人技とDJプロデュースの音楽、そしてポップカルチャーの共演。異色のコラボレーションが生む新たな感動に期待したい。

『SHIZUOKA・ATAMI HANABI FESTIVAL #海と⼲物と⾳楽と』
『SHIZUOKA・ATAMI HANABI FESTIVAL #海と⼲物と⾳楽と』

コロナからの復興を目指して

例年多くの花火大会が開催されることで知られる熱海だが、コロナウイルス感染症拡大の影響により、昨今イベントの中止が相次いでいる。地元煙火店が次々と仕事を失う中、「もう一度、自分たちの手で花火の魅力を取り戻したい」と、花火師自身が今回のプロジェクトを立ち上げた。

本イベントは、文化庁の「ウィズコロナに対応した文化資源の高付加価値化促進事業」採択事業の一環として実施。本イベントの観覧チケットの売上の一部は、義援金として熱海市に寄付される。

観覧は、指定席のテラス会場か、「密」にならない程度なら立ち入り禁止区域外でも可能だ。指定席券は1ドリンク、1フード、干物1枚付きで1万円、イープラスで購入できる。10月4日(月)時点で一般発売は完売しているが、近日中に追加チケットを公開するそう。今後のチケット情報は、公式ホームページで確認しよう。

「コロナに負けない」と再起を図る、花火師たちの熱い思いが込められた花火と音の祭典をぜひ満喫してほしい。

『SHIZUOKA・ATAMI HANABI FESTIVAL #海と⼲物と⾳楽と』の詳細はこちら

テキスト:Mariko Dedap

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